ジェームズ「今はフットボールが楽しい」
自他共に認める絶好調のダニエル・ジェームズが、月曜の試合でまたしてもゴールを決めた。
ウェールズ代表のジェームズは、ベラルーシ戦で決勝点を決め、1-0での勝利に貢献。クラブと代表を合わせて、直近6試合で4ゴールを記録している。
カーディフ・シティー・スタジアムで行なわれた親善試合では、17分にゴールをマーク。
左サイドからゴールに向かってインサイドに切り込んだジェームズは、しっかりトップコーナーを狙ってシュート。今回のインターナショナルブレーク直前のサウサンプトン戦でのゴールとは形が違ったものの、再びゴールネットを揺らした。
ジェームズは、試合後Sky Sportsに「今日はチャンスがあると思ったから、あとは決められるかどうかだった」と語った。
「ジョニー(ウィリアムズ)が自分をワイドでプレーさせてくれて、彼がボールをキープして、適切なタイミングを探ってくれた。僕はボックス内に入ると、彼がカバーしてくれたおかげで決められた」
代表での6試合目で2ゴール目を記録したジェームズは、ユナイテッドでの好調を維持している。
ここまでユナイテッドで4試合に出場しているジェームズは、3ゴールのほか、スピード、それからダイレクトにドリブルでゴールに向かうスタイルで高い評価を得ている。
活躍がファンにも認められ、8月のユナイテッド月間最優秀選手賞も受賞した。
スウォンジー・シティーから移籍したジェームズは、順風満帆なここまでの歩みを喜んだ。
「今はフットボールが楽しい。良い形でシーズンを始められたけれど、大事なのは安定して結果を残すこと。周りにも恵まれていると思う。監督(ライアン・ギグス)には、代表でも、ユナイテッドでも良くしてもらっている。あとは、自分が良いプレーを続けるだけ」
現在ウェールズを率いるレジェンドのギグスもまた、ユナイテッドのウィングを駆け上がった同国出身。Sky Sportsとのインタビューに応じ、ジェームズの活躍に目を細めた。
「彼は、何を仕掛けてくるかわかっていても止められない選手。これまでも今日のようなゴールはあった。どういう形でもやれる」
「私がDJに初めて会った時は、彼はまだ若いウィンガーだった。ファイナルパスだったり、点を決めることに関して成長できるところもあったが、今はそれらのことをやっている」
「それをシーズン序盤にやれているのはすごい。次のステップは、続けてやれるかどうか。今のところ安定したプレーを見せてくれているので、続けてもらいたい。ただ、問題ないだろう。彼自身もベストプレーヤーになりたがっているのだからね」
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