ダビド

デ・ヘアが「生きている」と実感する瞬間

木曜日 23 6月 2022 15:41

ダビド・デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドのNo.1ゴールキーパーとしてのプレッシャーが、自分に「生きている」という実感を与えていると語る。

20歳の時にアトレティコ・マドリーから移籍して以来、このスペイン人GKは10年以上にわたってユナイテッドの不動の守護神であり続けている。

この間、プレミアリーグのタイトルをはじめ、FAカップ、EFLカップ、ヨーロッパリーグを制覇。またサー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を前人未到の4回受賞するなど、数々の個人賞も受賞し、多くの栄冠を手にしてきた。

デ・ヘアが「自分はマンキュニアン」だと実感する理由 動画

デ・ヘアが「自分はマンキュニアン」だと実感する理由

俳優のジョン・ブラッドリーが、マンチェスターでの生活やプレッシャーへの対処法についてNO.1GKを直撃

しかしもちろん、どんな選手でも経験するように、調子が落ちることもある。先日デ・ヘアは、ゲーム・オブ・スローンズの俳優ジョン・ブラッドリーに、スポットライトを浴びることに対処する術を学ぶ必要性について語った。

「俳優やサッカー選手のように有名になって、ほとんどどこに行っても知られるようになると、そのことを受け入れて生活しなくてはならない」と語ったデ・ヘア。

「最初のうちは、少し厳しかったし、奇妙な感じもした。プライバシーを失っている気もしたからね。でも仕方のないことだ」。

「だからそのことを受け止めることだ。そしてそれができるということは、うまくその状況と付き合えているということでもある。それは素晴らしいことだ」。

イングランドでは、序盤こそ厳しかったが、その後はユナイテッドで過ごしたほとんどの期間において、デ・ヘアは間違いなくワールドクラスのパフォーマンスを発揮してきた。

フットボールは絶え間なく続き、常に向上する必要があるものである以上、栄光にずっと留まり続けていることは誰にもできない。

(彼自身の高い基準において)個人的に困難なシーズンを乗り越えたあと、2021-22シーズンのユナイテッドの年間最優秀選手賞を受賞したデ・ヘアは、ベストフォームを取り戻すというチャレンジに活力を感じていると明かした。

 
デ・ヘアの2021-22シーズン、ベストセーブ集 動画

デ・ヘアの2021-22シーズン、ベストセーブ集

ユナイテッドにとっては厳しいシーズンだったが、ダビド・デ・ヘアは、たびたびゴールで際立っていた。

「良いシーズンを終えると、人々は次のシーズンにはさらに上を期待する。だから常にプレッシャーがある。そしてそのプレッシャーは、良いことでもあり、悪いことでもある」。

「でも、それが生きていると実感させてくれるし、さらに自分を向上させようと挑む活力になる」。

現在ダビドは、ユナイテッドで全コンペティション合わせて487試合に出場している。2022-23シーズンに500試合の壁を破ることは確実だ。そして510試合のジョー・スペンスを追い抜けば、ユナイテッドの歴代出場数でトップ10入りする。

 

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