ダビド

デ・ヘア「トロフィーを取るつもりなら、直接対決での取りこぼしは許されない」

月曜日 01 3月 2021 10:17

ダビド・デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドがふたたびトロフィーを勝ち取れるようになるには、上位陣との直接対決での勝利は必須だと話した。

レッズはスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦に0-0で引き分け、リーグでのアウェーゲーム連続無敗試合数を20に延ばした。しかし勝ち点3をとれる可能性もあっただけに、フラストレーションを抱える結果となった。

2位の位置はキープしているが、首位のマンチェスター・シティーとの点差は12に開いている。デ・ヘアは、チームにはより容赦なく戦う姿勢が必要だと話した。

チェルシー 0-0 ユナイテッド

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スタンフォード・ブリッジでの一戦はスコアレスドローという結果に

「引き分けという結果は悪くはない。しかし我々がもっと上を目指すなら、そしてトロフィーを勝ち取りたいと望んでいるなら、彼らのような相手に打ち勝つ必要がある」とクラブメディアに話したデ・ヘア。

「この試合ではあまり多くのチャンスを作れなかった。最後のパスを決定機に繋げられなかったのは致命的だった。良いカウンターアタックもあったが、最後の場面でのパスは、最良のオプションではなかった。なんとか守り切れたのはよかったけれどね」

「相手(チェルシー)にもそれほどチャンスはなかった。全力を尽くして戦ったが、勝つには足りなかったというのが本音だ」

デ・ヘアは後半戦序盤のハキム・シエシュのシュートを好セーブで防ぎ、クリーンシートを守り切った。

「(シエシュのゴールのセーブは)大きかった。とくに試合のあの段階だっただけにね。相手がビッグチャンスを作ったときには、セーブすることでチームを助けられたと思う。そのことについては満足しているよ。だけど、さっきも言ったように、トロフィーを勝つつもりなら、まだこれじゃ足りない」

この試合で論点となるのはVAR判定だ。前半戦、カラム・ハドソン・オドイにハンドボールがあったように見えたが、ビデオ判定の結果PKは与えられなかった。デ・ヘアはこれについても、納得いかない思いを抱いたと認めている。

「レフェリーがペナルティーかどうかをチェックしにテレビ画面の方へ向かっていったとき、自分はPKだと感じていた。見てはいないが、ハンドボールがあった、と誰かが言ったのが聞こえていたんだ。たぶん実際にPKだったんだろうね。でもこれがフットボールだ。これがVAR の実態だ。だからいまはクリスタル・パレス戦に集中するしかない」


ユナイテッドは水曜、イーグルスと対戦すべくセルハースト・パークに赴く。デ・ヘアはこの試合で勝ち点3をゲットすることの重要性を実感している。この試合の後には、今年3度目のマンチェスター・シティーとのダービーが控えているのだ。

「次の試合に勝って、彼ら(シティー)に挑む。ここで彼らを破って差を縮めることができるかどうか。彼らは連戦連勝中だ。良いプレーができている。だから差も広がっている。

簡単なことじゃないが、それこそがプレミアリーグだ。最後の1試合まで���力で挑み、できる限り最高位でシーズンを終えるべく戦うよ」

「アウェーで20試合無敗を継続できているというのは信じられない成果だ。プレミアリーグでこれはなかなかできることじゃない。アウェーでの対戦は厳しいからね。だからこのことについては、チーム全員が誇りにして良い。この調子で進み続けることだ。クリスタル・パレス戦に集中して、しっかり勝利を手にしたい」。


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