ダロト「エリックは僕に自信をくれる」
マンチェスター・ユナイテッドのDFディオゴ・ダロトは、エリック・テン・ハフ監督から学べることが、選手として自分が成長するための助けになっていると話す。
2023-24シーズンの開幕が間近に迫った。24歳のダロトも、ユナイテッドで新たなシーズンに挑む。
ツアー2023のアーセナル戦、レアル・マドリー戦、ボルシア・ドルトムント戦に出場したダロトは、先日レッドとして100試合出場の節目を超え、同じ右サイドバックのアーロン・ワン・ビサカと先発の座を競い合っている。
8月14日に行われるプレミアリーグ開幕戦、対ウルヴズ戦に意識を集中しているディオゴは、自身の成長に与えているエリックからの影響を歓迎しているようだ。
「彼は僕のキャリアに本当に良い影響を与えてくれている。とくに、着任以来、彼は僕に自信を授けてくれている」ポルトガル代表DFは、クラブメディアにそう話した。
「彼が目指しているプレーは、僕がやりたいサッカーにも合っているし、彼と一緒にやれるのは嬉しい。彼はものすごく要求の高い監督だ」。
「彼は細部にまでこだわるけれど、僕はそういうところも好きだ。彼の指導を受けてプレーするのは本当に楽しいよ」。
オランダ人監督が志すプレースタイルは明らかだ。現代サッカーにおいて自分のポジションに求められていることを自覚しているダロトは、2022-23シーズンを通して、攻撃面が向上したことを実感しているという。
今週初めにラスベガスで行われたボルシア・ドルトムント戦では、息を呑むようなシュートを決めた。エリックが自分に求めているものは、ピッチ上で彼自身が表現したいと思っていることと合致するとダロトは指摘した。
「前にも言ったように、最近はサイドバックに求められる役割の重要性は以前よりも増している」。
「今のゲームでは、サイドバックが中に切り込んでいくプレーがどんどん増えていて、より多くの指揮官が試合でそれを試している。以前と比べても、サイドバックが前に攻め上がることが多くなっている。だから僕たちもそれに順応しないといけない」。
「最近はインサイドでプレーすることが多くなっていると思う。そのようにフットボールが進化しているならそれに適応していかなければならないし、攻撃的な能力、両方をこなせる能力があれば、自分のプレーにとってもプラスになる」。
「僕は、右でも左でも同じようにプレーすることができる。実際に左でプレーする機会も何度もあったから、それは発揮することができた。どちらのサイドでも問題ないよ」。