ACミラン戦前チーム情報
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、土曜にカーディフで予定されているインターナショナル・チャンピオンズカップ最終戦、対ACミラン戦で採用するオプションについて考えている。
ロメル・ルカクは全体練習に復帰できるかという状態にあり、アレクシス・サンチェスも休暇から戻ったが、チリ代表として出場したコパ・アメリカで負った怪我の回復具合を見極める必要がある。
ルカクはまだこれまでのプレシーズンマッチには出場できていないが、ユナイテッドが1-0で勝利をおさめた火曜のクリスチャンスン戦のあと、指揮官はルカクの近況について明かした。
「彼(ルカク)は怪我をしているのでまだ大事をとる必要がある。しかし数日のうちにはトレーニングに参加できるようになるだろう」
プリンシパリティ・スタジアムでのACミラン戦は、レッズにとってはプレシーズン最後の強化試合であり、選手にとってもプレータイムを稼ぐ機会だ。オーレとしては、2019-20シーズンのプレミアリーグ開幕戦である8月11日のチェルシー戦をふまえたアプローチを講じることになる。
すでにACミラン戦の欠場が確定しているのはエリック・バイリーだ。膝を負傷して手術を受けたため、復帰には4~5ヶ月を要する見込みだ。
このプレシーズン中、オーレは、センターバックのローテーションを試みた。次の試合ではクリス・スモーリングの起用も一つのオプションとなる。スモーリングはオスロに帯同したセンターバック2人のうちの一人だが、クリスチャンスン戦には出場していない。
あるいは土曜のACミラン戦では、アンヘル・ゴメスが出場する可能性もある。
これまでのプレシーズンマッチ4戦では、計27人のプレーヤーが出場し、中でもアーロン・ワン・ビサカ、アントニー・マルシャル、ダニエル・ジェームズ、ジェシー・リンガード、マーカス・ラッシュフォードらは、他の選手たちよりも多くの時間プレーしている。
彼ら5人は、クリスチャンスン戦でもキックオフから60分までプレーし、これまでの4試合でそれぞれ257分間プレーしている。
ACミラン側は、火曜にストライカーのパトリック・クトローネをウルヴズに手放した。
マルコ・ジャンパオロ監督は、インターナショナル・チャンピオンズカップでベンフィカに1-0で敗れたあと、「チームは実に頑張ったので満足している。次の試合ではコンディション調整やメンバー間の連携、ゲーム・マネジメントといった点に着目したい」と話した。
「新しい選手たちをチームに同化させることが優先事項だ。しかし私が思った以上にチームは進歩している。選手たちのクオリティがなせる業だ」。
ユナイテッドのプレシーズンマッチ最終戦、インターナショナル・チャンピオンズカップのACミラン戦は今週土曜イギリス時間17:30キックオフ。ライブ視聴はMUTVで。
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