アンフィールドでの試練に挑む
エリック・テン・ハフ監督は、日曜日のリヴァプールとのアウェイ戦に向け、まっさらな状態で臨み、昨シーズンの大敗の影響はないと主張した。
3月のアンフィールドでのスコアに関しては、今日の午後、キャリントンで行われた試合前会見に出席した記者たちからも聞かれた。監督は無視できないと認めつつも、今週末の試合とは別のものと断言した。
「嫌な経験だった。しかし(日曜日の試合は)似て非なるもので、0-0からスタートする」と、監督は語った。
「昨シーズンの対戦での前半はとてもいいプレーをしていたと思う。しかし、ハーフタイムの直後(ダルウィン・ヌニェスの得点で2-0とされた)に打ちのめされ、その後は崩れてしまった。でも、それは去年のこと。違う選手で違うチームだった」
「それは過去のこと。未来は変えられるし、日曜日は新しい試合だ」
ユナイテッドは、出場停止のブルーノ・フェルナンデス、11月の月間最優秀選手賞をダブル受賞したハリー・マグワイア、アントニー・マルシャルのほか、リサンドロ・マルティネス、カゼミーロ、クリスティアン・エリクセンといった長期欠場者を欠いて試合に臨む。しかし監督は、現在プレミアリーグで首位に立つチームを倒すのに十分なオプションが残っていると言う。
「できる限りベストな方法でチームを準備している」
「我々は戦い、挑戦し、(勝つという)考えを持って試合に臨まないといけない」
「(アンフィールドで)勝てるチームを作れる自信がある」
リヴァプール戦を越えた先の大きな展望については、ユナイテッドは欧州のコンペティションから脱落してしまった。これまでの困難なキャンペーンについて、エリックはユーモアを交えて反論している。
彼はオランダのジャーナリストに対して、ユナイテッドは以前率いていたクラブよりも 「複雑な職場」という意見に反論した。
「似たようなもので、複雑ではないよ。アヤックスでは勝たなければならないし、ここでは常に勝たなければならない」
「それが求められるものであって、逃げることはできない」
「このチームには十分な実力があるわけで、どの試合にも勝つ義務が私にはある」
「チームの選手たちは、私が毎試合勝つためにチームを編成するのに十分なだけの力がある」
テン・ハフはまた別の答えとして、「そのこと(自分の立場)にはこだわらない。チームと一緒に勝ちたいし、チームを正しい方向に進めたい。成長させたい」
「私たちはプロジェクトを進めるためにいる。昨シーズン、私たちは確実に正しい方向に進んでいたが、今のプロジェクトに関しては、私たちが期待する水準に達していない。それが真実だ」
「挫折を味わったが、まだ今シーズンも勝つために全力を尽くすことができる。負傷した選手たちが戻ってくれば、チームはもっといいパフォーマンスを発揮できるはずだ」
「長期的に見れば、このチームの選手の力を見れば、マンチェスター・ユナイテッドの未来はとても明るい」
「マンチェスター・ユナイテッドには、優れた若い選手が多い。世界トップレベルでプレーする可能性を秘めた若い選手がたくさんいる。その点を伸ばしていかなければならない」