テン・ハフ「もっと楽に勝てた」
エリック・テン・ハフ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがルートン・タウンに2-1で勝利した日曜日の試合で、もっと冷静にプレーすれば、さらに楽に試合を進められたはずだと考えている。
7分までにラスムス・ホイルンドが決めた2ゴールで勝ち点3を手にしたものの、14分にカールトン・モリスのヘディングシュートで1点を返されるなど、怖い場面も多々あった。
監督は試合後、様々な放送局に対し、今後はユナイテッドがもっと早く試合を終わらせるのを見たいと語った。
後半のあたまにカゼミーロとハリー・マグワイアを交代させたこと、負傷したルーク・ショー、そしてホイルンドの調子などに関する質問もあった。
監督のコメントは以下の通り。
チャンスをものにしよう
「最終的に大事なのは勝ち点。でも、もっとゴールを決められれば、もっと楽に戦えたはず。10分までには4点取れていたはずだ。それができず、深く下がりすぎ、受け身になりすぎて相手を試合に引き戻すことになった。そして相手にチャンスを与えてしまった。チャンスというほどではないが、シュートやクロスを許してしまい、失点して2-1になった。後半も同じような展開だった。相手のチャンスはあったが、それでも我々は3-1にすべきだった。そうなっていたら、後は楽な展開だったはずだ」
コントロールの必要性
「私たちはいい流れにあるが、ゲームをコントロールしなければならないので、望むところではない。90分という長丁場で、2-0とリードした後、集中力を欠いてしまったと思う。ガルナチョとラッシュフォードの2つの絶好機を逃してしまったし、深く下がりすぎて、相手にクロスやシュートを許してしまった」
自信に満ちたホイルンド
「彼はファンタスティックなストライカーで、素晴らしい能力を持っている。例えば、アーセナル戦ではPKを得るべきだったし、ブライトン戦ではゴールを決めたのに取り消された。得点を決められないということは、自分の信念に何か問題があるのだろう。しかし、彼は強い性格の持ち主であり、それが今この瞬間にも表れている。彼は戦い続け、より良いパフォーマンスのために努力し続けている。そして今、彼は得点を決め、自信を取り戻し、すべてのボールが入るようになった」
カゼミーロに対するレッドカード疑惑
「最初のプレーは警告が出る類とは思っていない。カゼミーロの場合、最初のカードは非常に厳しい判定で、その理由がわからない。2回目のファウルはイエローカードだ。非常に明確だが、レフェリーも最初のプレーで何が起こっているのかわかっていると思う。レフェリング全般に言えることだが、カゼミーロが最初のタックルでイエローカードを出されるようなことはありえない」
ハーフタイムの交代理由
「レフェリーの反応を見て、次のファウルで退場させられると思った。マクトミネイとエヴァンスのように、ウチには優れた交代選手がいる。リスクを冒してはいけない。正しい判断だと思った」
コビーをイングランド代表に?
「コビーはとても成熟していたし、試合ごとに進歩していると思う。彼はとてもいい選手だし、今日もそのプレーを見ることができた。(代表招集に関しては)イングランド代表チームのコーチ、監督次第」
ショーについて
「打撲ではない。まだ何とも言えない。明日まで様子を見なければならない。明らかに、交代したときの状態は良くないようだ」
トップ4争いについて
「争いの輪には戻れた。それでも、追いつかなければならない。今は点が取れていて、そこに関しては満足している。ただ、今日は絶好のチャンスを逃してしまった。前線の選手たちは、もっと冷静にできる。彼らには能力はあるが、ポジティブな要素は、チャンスを作れたこと」
「すべての試合が決勝戦であり、長い道のり。2月に決まる話ではない。だからこの時期は、4月に向けて良い位置にいることが大事。まだ追いつかなければならないが、レースには戻れた」