エリック「勝つ方法を見出した」

この試合の前には、ウェンブリーでニューカッスル・ユナイテッドを2-0で下し、カラバオカップを制した。そして監督は、メンバーを入れ替えて臨み、準々決勝進出を決めた。

サイード・ベンラーマのゴールで先制を許したものの、ナイエフ・アゲルドのオウンゴールで追いつき、アレハンド・ガルナチョのゴールで逆転。フレッジがダメ押しの3点目を決めたが、どちらのゴールにもヴァウト・ヴェフホルストが絡む活躍だった。

試合後、エリックがITVやTalksportなどの公式放送局で語ったコメントを紹介しよう。

素晴らしい勝利

「簡単ではなかった。カップ戦で優勝し、お祝いムードの後で普段通りの仕事に戻らなければならない。それは簡単ではない。それでも普段通りのプレーを取り戻し、最終的には、あなたが言うように、勝つための方法を見出せた。 前半は予想もしない展開だったし、試合のリズムに乗るのは難しい。そして、後半はビハインドを背負ってしまった。反撃しなければならないし、それが選手たちの仕事です。満足しているし、チームを誇りに思う」

何が一番嬉しかった？

「このチームの挽回する力と、勝てるという信念。見事だった。チームのキャラクターも素晴らしい。いいスピリットだった。ピッチ上だけでなく、ベンチでも。ベンチにいる選手たちの活躍が目立つ。彼らは切磋琢磨し合い、支え合っている。ベンチでも、ドレッシングルームでも、彼らは互いに追い込み、出場したときにはインパクトを与えているのがわかる。そして、それがとても良いことであり、選手たちの態勢がとてもいい。その精神が必要なんだ」

信じ続けた

「まだ勝てるという強い思いがあった。チームの信念、冷静さが見られた。パニックになる瞬間はなかった。（カゼミーロの得点が）無効になって少し不運もあったが、その後は力強く点を決められた。

カゼミーロとラッシュフォードをサブで起用

「彼らを起用するつもりだった。選手にとってもいい形だし、リズムを崩さないようにできる。選手たちはリズムに乗ることが好きで、そこからエネルギーを得ることができる。彼らにパフォーマンスを発揮してもらう必要があった。45分間休ませたが、日曜日（プレミアリーグのリヴァプール戦）のためにプレーさせる必要があった」

延長戦はなし

「チームのコンディションを保てた。プレーする必要がないのは嬉しい。もちろん、4日後には次の試合がある。我々は試合から試合へと進んでいく。次の試合が、我々にとって最も重要な試合だ」

オールド・トラッフォードの影響力

「一体感は、ファンと一緒に作り上げていくものだと思う。 でも、それは、前にも言ったと思うが、我々から始まるんだ。チームがエネルギーを発揮して、相手を圧倒することから始まるんだ。そして、このスタジアム、ファン、彼らがもたらす雰囲気が、選手たちにエネルギーを与え、さらに、より速く走り、より速く進み、ポゼッションしていない間もリカバリーランをし動きを生み出す。その効果は絶大なんだ」