エリック

テン・ハフ「自分の哲学は変えていない」

金曜日 03 11月 2023 16:28

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、思うような結果が出ていないこの最近の状況にあっても、自身のサッカー哲学を変えようとはしないと語った。

マンチェスター・シティーとニューカッスル・ユナイテッドにホームで連敗を喫したレッズは、土曜のランチタイムにロンドンでフルアムと対戦する。

クレイヴン・コテージでのこの一戦は、状況を好転させる格好のチャンスだ。そして金曜にキャリントンでメディアの取材に応じたエリックは、ここ最近の不振によってプレースタイルを変えることはないと強調した。

シティーとの敗戦の後、かつて率いたアヤックスとの比較について語った際、彼の言葉が少し誤解を招いたことを認めたオランダ人監督は、選手たちは自分たちに何が求められているのか、今でもはっきりと認識していると明言した。

フルハム戦チーム情報

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土曜のランチタイムにロンドンで行なわれる試合を前に、エリックが最新のチーム情報を伝えた。

「私の視点からの説明は完全に間違っていた。(自分たちを)アヤックスに例えることはできない。まったく別の選手たちなのだからね。私はポゼッションに基づく哲学を抱いてここに来たが、同時にそれをマンチェスター・ユナイテッドのDNA、そして選手たちの能力、キャラクターと融合させたいと思っている」。

「昨年は、それがどのようなものかを見ることができたと思う。昨シーズンはとてもいいフットボールをしていた」。

「今シーズンもその哲学は変わらないし、よりダイレクトに行く、ということを強調したい。しかしダイレクトに行く、と言ったことについて、彼ら(メディア)は私がロングボールを狙っていると思ったようだ。それは違う」。

「私はロングボールを狙うためにアンドレ・オナナを獲得したのではない。後方からしっかり組み立てるようなプレーをするためだ。そして毎試合、そうしたプレーを試みている」。

オナナは夏に加入した7人の新戦力うちの1人だが、今シーズンは負傷者が続出し、チームの熟成が妨げられている。

以前エリックは、”リズム "と、それがチームの自信にどのような影響を与えるかについて語ったことがあるが、新たに加入した選手たちは、オールド・トラッフォードで彼が実践しようとしているプレースタイルを、明確に体現していると述べた。

「シティー戦でも(同じようなプレーを)試みたが、相手がハイプレスを仕掛けてくるなら、ダイレクトに行くという選択肢もある」とボスは説明した。

「ダイレクト、というのは、我々がプレーしたいスタイルを指したものだ。それはプレスをかけたい、ということだ」。

「我々は、いくつかの異なるブロックからプレスをかけ、そこからダイレクトにしかけるプレーを目指している。ラスムス・ホイルンド、マーカス・ラッシュフォード、アントニー、ブルーノ、スコット・マクトミネイのように、プレスが得意な選手がいるからだ。そこへクリスティアン・エリクセンからパスを受け、フルバックも加わっていく」。

「それが私のアイデアであり、それは明確に伝えている」。

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