ペリストリのW杯デビュー戦はドロー
ウルグアイが韓国と0-0で引き分けた試合で、ファクンド・ペリストリは初めて、ワールドカップの舞台を踏んだ。
マンチェスター・ユナイテッドの若手MFは、2020年にペニャロールから移籍して以来、まだクラブではシニアデビューを果たしていないが、ディエゴ・アロンソ監督率いるウルグアイ代表のイレブンに選ばれ、厳しい対戦の中、献身的なパフォーマンスを披露した。
後半には元レッドのエディンソン・カバーニもピッチに上がったが、試合は拮抗したまま、両者ともゴールを割ることはできなかった。
ペリストリは中盤の右サイドで先発出場したが、序盤はディフェンスのサポートに回ることが多く、フルバックの位置で何度か守備に加勢するシーンも見られた。
徐々にプレーの幅を広げ、より攻撃アクションにも絡むようになると、20分にはボックス内に詰めたダルウィン・ヌニェスに巧みなヘディングでクロスを出したが、リヴァプールのストライカーはうまく合わせることができなかった。
前半終了間際には、ファクンドがルイス・スアレスに出したパスがコーナーキックを誘ったが、ディエゴ・ゴディンのヘッド弾はポストを直撃した。
ハーフタイムを過ぎても、両者とも得点には至らず。
自分の役割を遂行するペリストリは、ヌニェスのカットバックを狙って前に飛び出したが、ヌニェスのボールは韓国のGKキム・スンギュにカットされる。
そして64分、スアレスに代わってエディンソン・カバーニが登場。ペリストリは、元レッドの先輩とコンビを形成する。
70分、ウルグアイが好調を維持する中、ファクンドはソン・フンミンに競り負けたが、粘り強いタックルで代表105キャップを誇るトッテナムのスターストライカーからすぐにボールを奪い返す。
ますますボールに絡むようになったペリストリは、ボールの出し手としても奮戦。危険なゾーンに何度もクロスを試みた。しかりラスト10分、逆サイドから走り込んだヌニェスのシュートは枠を大きく外れる。
何人かの交代があった後、ペリストリはフルバック、あるいはウイングバックの役割も担い、最終的に88分に元ユナイテッド���DFギジェルモ・バレラと交代してベンチに退いた、
両者とも終了間際に得点チャンスを得たが、フェデリコ・バルベルデのロングレンジのシュートはポストの外側に流れ、その直後のソンのシュートはわずかに枠をそれた。
グループHの他の2カ国、ポルトガルとガーナは、イギリス時間16時(日本時間25日1時)にキックオフとなる。
ポルトガル代表にはディオゴ・ダロトとブルーノ・フェルナンデスがいる。ブルーノは中盤で先発出場、ディオゴはベンチスタートとなるが、2人ともポジティブなスタートを切りたいと意気込んでいることだろう。
ポルトガルは、この試合の次は月曜夜(日本時間火曜)にウルグアイと対戦する。