ピケ

ピケ「PSG戦を見て警戒した」

バルセロナのDFジェラール・ピケとエルネスト・バルベルデ監督は、ラウンド16でのユナイテッドの戦いぶりを見て、明日の対戦に警戒を強めたと話した。

バルセロナが5-1でリヨンを下した前日、2人はオーレ・グンナー・スールシャール監督に率いられたレッズが、フランスの地でパリ・サンジェルマンを3-1で破った試合を見ていた。マーカス・ラッシュフォードがPKを決めて総得点数で同点に追いついたユナイテッドは、アウェーゴールのアドバンテージで準々決勝進出を決めた。

「2試合とも見たよ。ここ(オールド・トラッフォード)ではPSGのほうが良いプレーをしていた。彼らは後半戦に得点したが、それ以上に点を決められそうなチャンスもあった」

「しかし、完全に息の根を止めないままにしたのがよくなかった。チャンスがあるならできるだけ大差をつけておかなくてはならない。なぜならマンチェスター・ユナイテッドは、偉大な歴史のある偉大なクラブだからだ。彼らはそのことをパリの地で証明した。試合にはアカデミーを出たばかりの若い選手も大勢プレーしていたが、彼らは最終的に試合に勝ち、次ラウンド進出を決めた」

「これは僕たちにも非常に参考になった。この両戦では、最初の1分目から最後の最後まで、一瞬たりとも気を抜かないことが重要だ。マンチェスター・ユナイテッドは危険なチームだ。だから我々も最高の試合をしなくてはいけない」

オーレ「ゴール合戦になる」 article

バルセロナとの対戦では、両軍とも多くのゴールをあげるだとうとスールシャールは予想した

かつてユナイテッドでプレーしたピケは、古巣のグラウンドで、どのような試合展開になることを予想するかと聞かれると、

「僕たちがボールをキープし、そこへ彼らが当たってきて、カウンター攻撃を仕掛ける。ラッシュフォードやルカクのようなスピードとパワーがある選手たちだ」と答えた。

「それからCKのようなセットプレーにも注意が必要だ。ペナルティエリア内に入れられるクロスにもね。彼らはイングランドのチームだ。強くて、高さもある。チャンスは絶対に逃さない。だから僕らはそうした危険なシチュエーションを作らないようにする必要がある。僕たちが集中して自分たちのゲームができれば、彼らを止めることはできる」。


エルネスト・バルベルデ監督も、「マンチェスター・ユナイテッドには他にも強みがあるが」と前置きしつつ、セットプレーには警戒していると話した。

「大柄な選手が多いことを見ても、セットプレーは彼らにとって大きな武器であることは明らかだ。しかし同時にカウンター時のスピードにも注意が必要だ。それからファンたちが与えるインパクトにもね」

「彼らはこの大会を戦う過程で強さを増し、一層士気も高まっている。自分たちにできることを見せつけたい、という思いでいるはずだ。もちろん、次ラウンド進出を視野に入れているだろう」

エルネスト
前日会見で話すエルネスト・バルベルデ監督

この会見のおよそ3時間前、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督が会見に臨み、ネマニャ・マティッチやアンデル・エレーラに欠場の可能性があると話していた。

不在の選手たちを考慮に入れて、自陣のメンバー選考をするかと聞かれると、バルベルデ監督は、

「PSG戦の前に彼らが抱えていた問題と、あの試合の結果を見る限り、それは彼らにとっては問題ではないのだろうと思える。十分な戦力を備えているからね」と答えた。

バルセロナ側にも不安材料はある。フランス人MFウスマヌ・デンベレは、マンチェスター行きのメンバーに帯同はしているが、ハムストリングの負傷を悪化させないために、前回のリヨン戦同様、ベンチスタートで途中出場という可能性もある。

「この後のトレーニングで彼の調子を見てみるよ。がしかし、状況はリヨン戦と同じではない。これは第2戦目ではないからだ。前の試合では多少無理をする必要があったが、明日の試合ではリスクを犯すようなことはしないつもりだ」

デンベレが出場しない場合、チリ代表のアルチュロ・ビダルがサイドにまわって4-4-2にシステムを変更する可能性もあるかと聞かれると、指揮官は明言を避けて、

「すべては明日わかるよ。急いで結論を出すつもりはない」と答えた。

「相手がどういう作戦でくるかわからない。どうプレーするかは明日になってから決める。しかしおそらく両軍とも、ここ最近のスタイルを引き継いだプレーをすることになるのではないかと思っている」。