リンガード「デ・ヘアが自信を与えてくれる」
ジェシー・リンガードは、日曜の試合で傑出したパフォーマンスを見せたダビド・デ・ヘアを称賛した。リンガードによれば、デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドのフィールドプレーヤーに自信を与えてくれる存在だそうだ。
デ・ヘアは、ウェンブリーでのトッテナム・ホットスパー戦でファインセーブを続けて決め、1-0での勝利に貢献した。
トレードマークとなっている足でのセーブに加えて、ハリー・ケイン、デレ・アリ、ソン・フンミンのシュートをアクロバティックなセーブでことごとく阻止し続けた。
リンガードは、試合後リポーターの取材に応じ、「彼はエクセレントだった。ただ、彼にとっては普段の日常と一緒」と、デ・ヘアを称えた。
「相手がゴールを決めそうな時に、彼がチームを救ってくれた。普段の練習でも見ている光景で、ビッグゲームでチームの力になってくれた。彼が決めたセーブのいくつかは、信じられないものだったよ」
「仮に世界ベストでなかったとしても、ベストGKの一人。彼のようなGKがいてくれると、さらに自信を与えてもらえる」
守りの要がデ・ヘアだったことは間違いないが、攻撃の要はリンガードだった。トップ下で起用されたリンガードは、両サイドのマーカス・ラッシュフォードとアントニー・マルシャルをウィング位置に空いたスペースに向かわせ、インサイドに攻め込ませた。
この戦術が功を奏し、ラッシュフォードがヤン・フェルトンゲンをかわし、ボトムコーナーにシュートを決めた。
リンガードは、トップ下での起用について「楽しめたよ」と語った。
「ドバイでは、今日のフォーメーションを練習していた。休みで行ったのではなく、練習しに行ったんだ。前半は戦術が機能した」
「チームは非常に組織されていた。僕たちは攻撃したいし、前に向かいたい。中盤の選手も前に走って、相手にプレッシャーをかけたい。機能しているから、これからも続けないといけない」
リンガードは、オーレ・グンナー・スールシャール暫定監督が、ドバイキャンプ中に戦術練習の他、ラッシュフォードへの個人練習を行っていたことを明かしている。
「ドバイでのトレーニングセッションでは、マーカスは監督とフィニッシュの練習をしていたよ。その練習のおかげで、彼はビッグゲーム、(決勝点のような)場面を準備万端の状態で迎えられた」
ウェンブリーでの勝利により、ユナイテッドはプレミアリーグ5位アーセナルと勝ち点で並んだ。4位チェルシーとの差も6に迫っている。リンガードは、自力で来季チャンピオンズリーグ出場権の獲得が可能と信じている。しかし、気は抜いていない。
「今は、次の試合に気持ちを切り替えないといけない。土曜にブライトン戦が控えていて、勝ち点3が必要。最終的な順位は、シーズンが終わった時にわかるよ」
「ダビドは素晴らしいGKであることを証明した」
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