ラングニック

ラングニックが交代枠5人制の再導入を提唱

木曜日 23 12月 2021 17:46

マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督ラルフ・ラングニックは、現在のCOVID-19の状況に対応するには、プレミアリーグは1試合につき5人の交代を認めるべきだと持論を述べた。

イングランドでは伝統的に交代枠は3人だが、空前の過密日程となった2020年5月、選手たちの健康を考えて一時的に5人に増やされた。

しかしプレミアリーグは、欧州のトップリーグの中で唯一、2020-21シーズンに交代枠を3人に戻し、現在もその数が維持されている。

木曜の午後に行われたニューカッスル戦に向けた会見の席で、記者から考えを求められたラングニックは、

「私が記憶している限り、2年前か1年半前にコロナ禍が始まった時、どのチームも5人交代できるように決められたはずだ」と返答。

「それは正しい判断だったと思う。交代枠が増えれば、よりオプションは広がり、選手たちのエネルギーもセーブできる。とりわけコロナから回復したばかりの選手にとってそれは有効だ」

「いまも同じ状況にある。それならば、1年半前と同じようにすべきだと感じる」

「私が知る限り、イングランドは唯一、3人しか認めていない国だ。欧州のその他のビッグリーグでは5人の交代枠が認められている」

「その一方で、サブメンバーには8人のフィールドプレーヤーを入れることが認められている。フィールドプレーヤーの交代要員が8人メンバー入りできるのなら、5人交代できるようにすべきだ。3人しか交代枠がなければ、毎回5人が試合に出られないということになる」

木曜にプレミアリーグは、監督、そしてキャプテンたちによる2つのミーティングを行なっている。そこでは日程が過密した状態で選手たちの健康をいかに守るかが話し合われた。

このミーティングの結果に何を求めるかを尋ねられたラングニックは、「すでに語ったようなことだ。5人の交代枠は大きな助けになる」

「これは選手たちの気持ちの面でも大きなプラスとなる。毎試合、5人にプレー時間を与えることができるようになるのだからね。なので私は全面的に5人制を支持する。しかも他国では実際にそれを実施しているのだから」

「より真剣に検討すべきだろう。このことについて選手とは話し合っていないが、その必要はもはやない。ほとんどの選手が賛成しているのは明らかだからね」

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「それ以外については、プレミアリーグは安全に運営するためにあらゆる努力をしてくれている。クラブとしてもそうだ。選手たちには接触に注意するよう徹底しているし、選手たちのワクチン接種についても確認している。このクラブの選手のワクチン接種率は高いはずだ」

「しかし、ワクチンを2、3回接種していても感染することがこの2週間で明らかになった。完全に守られているわけではない。しかし確実に重症化は防げる。それに、今回陽性反応が出た選手も���症状は非常に軽かったと聞いている。苦しむようなことはなかったようだ」。

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