ラッシュフォード「最高の気分」

ウェンブリー・スタジアムで行われたこの試合で、ラッシュフォードは2点目に寄与した。彼がゴール至近距離から放ったシュートがニューカッスルDFスヴェン・ボトマンのブーツに当たって、ボールはネットに吸い込まれた。

ワールドカップから帰国後、ラッシュフォードは19試合に出場して16ゴールを記録。今シーズンこれまで、ユナイテッドでは全コンペティションあわせて24回ゴールをマークし、先日のレスター・シティー戦での2得点で、これまでのキャリアベストを更新した。

決勝戦の後、Sky Sportsのインタビューに応じたラッシュフォードは、エリック・テン・ハフ監督のもとでユナイテッドが初めて手にしたトロフィーが、さらなる挑戦への刺激になると展望を語った。

「こうした試合に参戦できるというのは素晴らしいことで、クラブがずっと必要としていたことだ」と話したラッシュフォード。

「ここまで勝ち上がってきて、そしてこの勝利をつかんだことは、大きな喜びだ。そしてこの経験が、僕たちをさらに駆り立ててくれることを願っている」。

「今はとにかくハッピーだ！この結果を満喫するよ。選手もスタッフも、ここまで一生懸命がんばってきたから、勝利を手にすることができて最高の気分だ」。

ラッシュフォードは、決勝戦の先制点を挙げたカゼミーロのパフォーマンスを絶賛した。2022年夏にレッズに加入して以来、元レアル・マドリードの司令塔は、今シーズンのユナイテッドで際立ったパフォーマンスを披露している。ニューカッスル戦では、GKロリス・カリウスをかわしてルーク・ショーのフリーキックを頭で押し込み、先制点を奪った。

カゼミーロの加入により、チームにどのような影響がもたらされたかという質問に対し、ラッシュフォードは「安心感」という言葉を口にした。

「彼のリーダーシップと試合での経験値はものすごく貴重だ」。

「他のフォワードたちとも話したんだけれど、彼がいることで、ピッチにいるときに、背後に安心感を覚えることができるんだ。このクラブで彼が最初のトロフィーを手にすることができたのもうれしい。そしてこれからももっともっと、僕たちの背中を押してほしい」。