ラッシュフォード「良い精神状態」
マーカス・ラッシュフォードが前半に決めた強烈なヘディングシュートは、マンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラッフォードでウェストハムに1-0の勝利を収め、チームをプレミアリーグ5位に浮上させるのに十分なものであった。
マーカスは、今夏にエリック・テン・ハフが監督に就任して以来、その恩恵を受け、今季チーム最多の7ゴールを記録している。
対ハマーズで5点目を挙げ、ユナイテッドでの通算ゴール数を100に伸ばしたマーカスは、試合後に各メディアの取材に応じた。
彼は、苦しんだ昨季と比べ、今季は何が変わったのかについて語った。
「正直言って、クラブ全体とトレーニング場のエネルギーが全く違うんだ。そのおかげで精神状態も良いし、モチベーションも高い」
「昨シーズンの僕は、その部分で苦しんでいた。自分のパフォーマンスというより、精神的なもの」
「ピッチ外でのこともあった。それが今シーズンとの大きな違い」
24歳の彼は、25歳の誕生日の数時間前に、ユナイテッド100ゴールという輝かしい記録を達成したことに興奮し、前進するための大きな足がかりと捉えている。
「最高の瞬間だし、やり遂げたいと思っていたこと。だから本当に嬉しい」
「でも、僕はこれからも成長したい」
ラッシュフォードが大記録を達成
記事マーカス・ラッシュフォードが、ユナイテッド100ゴールを達成した。
クリスティアン・エリクセンのクロスに頭で反応したシュートの前に、ティロ・ケーラーも無力だった。
空中戦での成長は、マーカスが取り組んでいることだという。
「空中であんなに強くボールに触れられるのは嬉しい。このような場面でもっとゴールを決めなければいけないといつも思っているんだ。それができれば、エリア内で、あらゆる形で点を決められる」
「最近取り組んできたことだから、これからもそうしていきたいし、エリア内に入り続けて、クロスの受け手になろうと思っているんだ」
マンチェスター・ユナイテッド 1-0 ウェストハム
記事マーカス・ラッシュフォードの記念ゴールが決勝点となり、大きな勝ち点3を獲得。
またマーカスは、ユナイテッドの堅い守備が、終盤に攻め込んできたウェストハムの攻撃を防いだ結果についても満足している。
「(今日のような勝利は)大変なことだよ。今日の試合でベストなパフォーマンスができたとは思っていない。でも、今シーズンの目標を達成するためには、このような試合に勝たなければならないんだ」
「もっといいパフォーマンスをしたいのは当然だけど、今日のような形で勝てるのはいいことだよ」