ユナイテッド 1-1 ラージョ・バジェカーノ
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでラ・リーガのラージョ・バジェカーノと対戦した。アマドが後半にゴールを決めて先制したものの、追いつかれてしまい、1-1の引き分けでプレシーズンを締めくくった。
前半10秒、アルバロ・ガルシアがイーサン・レアードの背後でスペースを見つけ、トム・ヒートンに早々に出番があった。
攻撃では、ドニー・ファン・デ・べークがハーフウェイラインでボールを獲得し、クリスチアーノ・ロナウドがシュートを放つが、高く、そして大きく外れてしまう。
左サイドでアレハンドロ・ガルナチョが素晴らしいプレーを見せ、クリスティアン・エリクセンのプレーからタヒス・チョンにチャンスが生まれた。しかし、44番の若手はラージョのキーパー、ストール・ディミトリエフスキーを慌てさせることができず、ユナイテッドはゴールをこじ開けるのに苦しんだ。
ハーフタイムが近づくと、エリクセンが再び攻撃に参加する。エリクセンは敵陣でボールを拾い、左足でシュートを放つが、わずかに枠を外れる。
後半に入ると前線で楽しさを増しながらプレーしたユナイテッドは、アレックス・テレスの左足によるシュートがGKディエゴ・ロペスに弾かれる。だが、そのこぼれ球をアマドがゴールに押し込んだ。
元ユナイテッドのラダメル・ファルカオは、その直後、バジェカーノが即座に反応しようとした中で、スペースを見つけてはシュートを放ったが、バーに阻まれた。リサンドロ・マルティネスは、鋭いディフェンスで危機を回避するなど、ユナイテッドでの初出場ながら好印象を残した。
ラージョは、60分にアルバロ・ガルシアのシュートで同点に追いつく。トム・ヒートンがペナルティエリア内でイサ・カマーチョのシュートを防いだものの押し込まれてしまい、1-1に。
残り10分、イーサン・レアードが右サイドバックから前に出て、ハンニバルが勝ち越しゴールを狙うがゴールが遠い。
試合は終盤に入り、ジダン・イクバルとテレスが惜しいシュートを放ったが、スコアは変わらず、プレシーズン最終戦はドローで終わった。
試合ハイライト
試合ハイライトのショートバージョンは、ManUtd.comとユナイテッド公式アプリで公開される予定。
90分間のフルプレーを含む拡大版は、試合当日に公開される予定だ。
エランガ「エリクセンはトッププレーヤー」
記事アンソニー・エランガが新加入クリスティアン・エリクセンとのプレーについて語った。
次の試合
ユナイテッドの次戦は、8月7日(日)のプレミアリーグ開幕戦、オールド・トラッフォードでのブライトン&ホーヴ・アルビオン戦(日本時間22:00)になる。
2021-22シーズン終盤で喫した敗北の記憶を払拭するため、エリック・テン・ハフ監督率いるチームは、来週末、シアター・オブ・ドリームスで熱狂的なファンから背中を押されるに違いない。
試合詳細
ユナイテッド:ヒートン;レアード、マルティネス(61分にバイリーと交代)、ヴァランヌ、テレス;ファン・デ・べーク、ガーナー(74分にイクバルと交代);チョン(85分にハンセンと交代)、エリクセン(61分にメジブリと交代)、ガルナチョ(73分にショレティレと交代);ロナウド(45分にアマドと交代)
出場機会のなかったサブ:ビショップ、コバール、フィッシュ、ウェレンス、サベージ、マクニール
イエローカード:ガーナー(23分)
得点:アマド(48分)
ラージョ・バジェカーノ:ディミストリヴェスキ(45分にロペスと交代);ロペス、アレ.ガルシア、カテナ、U.ロペス(64分にポゾと交代);シス(83分にコメサナと交代)スアレス;パラゾン(75分にネテカと交代)トレホ(67分にバレンティンと交代)、アルヴ・ガルシア(82分にモレーノと交代);ファルカン(65分にサンチェスと交代)
出場機会のなかったサブ:ロペス、フェルナンデス、ムニョス、メンデス
イエローカード:U.ロペス(17分)、バレンティン(77分)
得点:A.ガルシア(57分)