FAカップ5回戦プレビュー

先週土曜日にホームでフルアムに2-1の敗れたユナイテッドは、全コンペティションでの連勝が5で途絶えた。勝って2月の終わりを迎えるため、チームはイースト・ミッドランドへ向かう。

ユナイテッドは昨シーズンのカラバオカップでシティ・グラウンドに乗り込み、準決勝の2試合ともに勝利した。今季も敵地でのノッティンガム・フォレスト戦が、タイトル獲得に向けて追い風になることを期待したい。

FAカップ5回戦に関連した情報をチェックしておこう。

観戦方法

イギリスのサポーターは、この試合をBBC Oneで生中継で見ることができる。

現地18:40からシティ・グラウンドからのピッチサイド生中継（独占インタビュー、MUTVパネリストによる専門家分析など）など、公式チャンネルでも放送が予定されている。

木曜日の現地正午からは、フルマッチリプレイ、拡大版ハイライト、ショートハイライトが放送される。

チームニュース

土曜日のプレミアリーグ、フルアム戦に続き、ユナイテッド陣営からの最新情報については、エリック・テン・ハフ監督からの続報を待ちたい。

フルアム戦前にはラスムス・ホイルンドの負傷が明らかになり、2～3週間の離脱を余儀なくされた。さらに長期欠場のリサンドロ・マルティネス、ルーク・ショー、メイソン・マウント、タイレル・マラシアもプレーできない。

カゼミーロはフルアムのハリソン・リードと頭をぶつけ合い、後半早々に交代を余儀なくされたため、その状態を見極めなければならない。

フォレスト陣営では、ゴンサロ・モンティエルをベンチに戻している。同選手は、昨季セビージャに所属し、ユナイテッドと対戦経験がある。

アーセナルから期限付き移籍中のヌーノ・タヴァレスは、土曜日のアストン・ヴィラ戦（4-2）を負傷で欠場し、センターバックのムサ・ニアカテが左サイドバックの穴を埋めた。

フォレストはイブラヒム・サンガレ、ウィリー・ボリー、クリス・ウッド、オラ・アイナが出場できない。

フォレストの現状

ヌーノ・エスピリト・サント監督がフォレストの指揮官として初勝利をあげたのはユナイテッド戦。2023年のプレミアリーグ最終戦としてシティ・グラウンドで行われた一戦だ。

監督就任から3試合で2勝目と幸先良いスタートとなったが、先週末のヴィラ・パークでの大敗を含め、それ以来プレミアリーグ6試合でわずか1勝しか挙げられていない。

フォレストは今季のFAカップで、下位リーグ相手と2度の再試合を制して勝ち進んできた。最近では、初戦でゴールレスドローに終わったブリストル・シティーとの4回戦を、シティ・グラウンドでPK戦の末に勝ち上がった。この試合は、3回戦の再試合でアウェイでブラックプールに勝利した後に行われた。

フォームガイド

土曜日のフルアム戦の敗戦で、ユナイテッドは2024年の無敗が途絶えた。ユナイテッドは、1月のトッテナム・ホットスパーのホームでの2-2の引き分けを除いて、アウェイでのフルアム戦までの全試合に勝利していた。 

そのうちの2勝はFAカップのアウェイ戦でのもので、3回戦のウィガン・アスレティック戦では2-0、4回戦のニューポート・カウンティ戦では4-2で勝利した。

また、12月にフォレストと対戦して以来、ウルヴズ、アストン・ヴィラ、ルートン・タウンとプレミアリーグのアウェイゲームで3連勝した。

一方、フォレストは土曜日にアストン・ヴィラに4-2で敗れた後でこの試合に臨むが、前節はホームでウェストハムに2-0で勝利している。フォレストにとって、今年に入ってからホームでの初勝利だった。

直近の対戦

前回シティ・グラウンドで敗れるまで、ユナイテッドはフォレスト相手に1990年代半ばまで遡り、全コンペティションで11連勝していた。

ユナイテッドは昨年の8月、オールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグでのフォレスト戦で3-2の逆転勝利を収め、昨季はリーグ戦のダブルとカラバオカップ準決勝の両レグを制した。

20世紀最後の対戦は、25年前の2月、ノッティンガムシャーで8-1で勝利した一戦で、記憶に残る内容だった。その試合では、オーレ・グンナー・スールシャールがベンチから4ゴールを決めた。

他のFAカップ日程

ミッドウィークには他にもプレミアリーグ勢が準々決勝進出を目指し、FAカップに臨む。

2月26日（月）

コヴェントリー・シティー vs メイドストーン・ユナイテッド

2月27日（火）

ボーンマスvsレスター・シティー
ブラックバーン・ローヴァーズvsニューカッスル・ユナイテッド
ルートン・タウン vs マンチェスター・シティ

2月28日（水）

チェルシー vs リーズ・ユナイテッド
ウルヴズ vs ブライトン
リヴァプールvsサウサンプトン