ラルフ

ラルフ「先制されてリズムを失った」

土曜日 09 4月 2022 16:51

マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督がエヴァートン戦について総括し、レッズは前半に先制点を奪われたことでリズムを失い、決定的なパスを生み出すことができなかったと、マージーサイドでのフラストレーションのたまる一戦を振り返った。

前半、アンソニー・ゴードンに先制点を許したユナイテッドは、同点に追いつこうと激しく攻めたが、エヴァートンが僅差を守り切って勝利を収めた。

この結果ユナイテッドは、チャンピオンズリーグ出場権を得られるトップ4入りについて、ライバル勢の成績に大きく依存することになった。

エヴァートン 1-0 ユナイテッド

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先制点で自信を失った

「試合の入り方はよかったと思う。最初の25分間はゲームをうまくコントロールできていたし、もっとチャンスを作れていてもよかった。しかしデフレクションからゴールを許してからは、少し落ち着きを失い、調子を崩してしまった。後半は、交代選手を使って、よりクリエイティビティを高め、もっと縦に展開しようと試みたが、正しいタイミングを見つけられず、的確な決断ができなかった」。

言い訳はない

「(次期監督についての憶測)を言い訳にしてはいけない。我々はマンチェスター・ユナイテッドだ。世界レベルの選手がたくさんいるのだから、そうしたことは言い訳にはなりえない。そんなことに気を取られていてはいけないし、来シーズンには新監督が誕生するのだ。今発表されようが、10日後、14日後、20日後に発表されようが、今日のような試合には何の影響もないはずだ」。

トップ4争いについて

「我々は他のチームの結果に依存することになるが、自分たちの試合に勝っていない限り、他のチームから良い結果を得ることはできない。我々にできることは、団結することだけだ。いますべきはそのこと、そしてノリッジ戦に向けて準備をすることだ」。

プレッシャーを生かすべきだった

「このスタジアムがどんな雰囲気なのか、この2、3年でわかっていた。最初の25分間は、スタンドからも少し緊張が感じられたが、自分たちが得点しない限り、それにも意味はない。ゴールを決められなかったことについては、自分たちの責任を問う必要がある。バーンリーで3失点したチーム相手に95分で1ゴールも決められなかったら、勝つに値しないということだ」。

エヴァートン戦でフレッジが負傷

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フレッジの怪我について

「股関節の筋肉になんらかの問題があるようだ。おそらく、正確にはわからないが、本人の説明からすると筋肉の問題のようだ。スコット・マクトミネイに続き、2人目の守備的MFを欠くことになる。彼らがそれほど長い間欠場しないことを祈りたい」。

解決策は?

「チームには、団結して、もっと上を目指し、ボールを持っているときの解決策を見つけるようにと言った。我々が現在抱えている問題は、失点が多いことではない。今日もクリーンシートなら勝ち点1を手に入れることができたが、勝ち点1でも十分ではないのだ。ここ数試合、我々は、ゴールを決めること、チャンスを作ることに苦心している。その点につ��て、4、5週間前はもっとよかった。ホームのワトフォード戦(0-0)でもね。しかし今日は自分たちで十分なチャンスを作ることができなかった」。

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