ボーンマス 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

前半を支配したユナイテッドは、わずか9分にゴールを決めた。クリスティアン・エリクセンがエリア内に入れたボールはインターセプトされたように見えたが、カゼミーロがアクロバティックなシュートを決めて先制した。

後半は、ユナイテッドは何度もチャンスを得たが、チェリーズの抵抗に阻まれて追加点を決められなかった。しかし、後半に今季ゴールデングローブ受賞者のダビド・デ・ヘアがファインセーブで失点を防ぎ、バックラインの素晴らしい守備が勝利を決定づけた。

前半：ユナイテッドがコントロール

鮮やかなグリーンのサードキットを身にまとい、まぶしい太陽の下に現れたユナイテッドは、ボーンマスのプレッシャーに序盤はさらされた。

それでも主導権を握ると、カゼミーロが最初のシュートを放つが決まらない。その直後、フェルナンデスも同じようなシュートを放ったが枠を外れた。

9分、ユナイテッドがリードを奪う。エリクセンがエリア手前でパスを出し、カゼミーロがボックス内のスペースに走り込んだ。ボーンマスのマルコス・セネシがインターセプトしたように見えたが、その後カゼミーロがボールを頭上から引っ掛け、ネトの頭上を越える見事なアクロバティックなゴールを決めた。

この先制点をきっかけに、試合は落ち着きを取り戻し、ポゼッションを支配することができた。先制点をアシストしたエリクセンは、アントニーのパスを受けて2点目を狙った。だが、シュートは相手のバーの上に飛んでしまう。

前半の大半を支配していたのは我々だったかもしれないが、チェリーズもデイヴィッド・ブルックスを中心に挽回。ドミニク・ソランケのシュートはデ・へアに阻まれ、決定的なチャンスはなかった。

後半 - ミッション完了

後半に入ると、チェリーズはユナイテッドのゴール前まで攻め込み、反撃を開始。ブルックスがエリア内に入り、デ・へアに向かってシュートを打ったが、これは守護神が弾き返す。

その数分後、ソランケがサイドライン際を走り、ゴール前にボールを放つが、誰もおらず決められない。

後半、交代で入ったヴァウト・ヴェフホルストがハーフボレーを放つが体勢を崩してしまい、ネトの好セーブに阻まれる。その10分後、ボーンマスのシュートストッパーは、フェルナンデスの素晴らしいボレーシュートを阻んだ。

すでにデ・ヘアのゴールデングローブ受賞が決定していたが、キーファー・ムーアとの一対一で阻止。

アンフィールドでリヴァプールとアストン・ヴィラが引き分けたことで、残り2試合で勝ち点1を獲得すれば、今季のトップ4入りが確定する。

試合詳細 

ボーンマス：ネト；ザバルニー、センセイ、ケリー；スミス（65分にビーニャと交代）、クック、レルマ、アンソニー；クリスティ（65分にワッタラと交代）、ブルックス（55分にムーアと交代）、ソランケ

出場機会のなかったサブ：トラヴァーズ、スティーブンス、メファム、ステイシー、サディ、アドゥ＝アドゥジェイ 

イエローカード：クック（70分）

ユナイテッド：デ・へア；ワン・ビサカ、ヴァランヌ、リンデロフ、ショー；カゼミーロ、エリクセン（86分にマクトミネイと交代）；アントニー（86分にフレッジと交代）、フェルナンデス（c）、サンチョ（71分にガルナチョと交代）；マルシャル（57分にヴェフホルストと交代）

出場機会のなかったサブ：バトランド、マグワイア、マラシア、ダロト、ペリストリ 

ゴール：カゼミーロ（9分）