ユナイテッド

PK戦の末にACミランに勝利

マンチェスター・ユナイテッドは、PK戦の末にACミランを5-4で下し、インターナショナルチャンピオンズカップ全日程を終えた。そして、2019年のプレシーズンも無敗で終えている。

プリンシパリティ・スタジアムでの一戦は、2-2の同点で90分を終えてPK戦に突入。ダニエル・ジェームズのPK、そしてダビド・デ・ヘアがダニエル・マルディーニのスポットキックを阻止し、勝利を掴んだ。

先制したのはユナイテッドで、マーカス・ラッシュフォードがゴールを決めたが、ミランもスソの得点で同点に追いつく。

サム・カスティジェホのヘディングがビクトル・リンデロフにディフレクトしてゴールネットを揺らし、ミランが逆転に成功するも、交代出場のジェシー・リンガードのゴールで再び試合は振り出しに戻り、PK戦へともつれた。

この結果、ユナイテッドはインターナショナルチャンピオンズカップで勝ち点8を獲得。2019年のICC王者は、ポルトガルのベンフィカに決定した。

ユナイテッド
先制点を決めたラッシュフォード

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、クリスチャンスン戦の先発から3選手を変更。フィル・ジョーンズ、リンガード、ジェームズに代えて、マルコス・ロホ、フアン・マタ、アンドレアス・ペレイラを先発に起用した。

プレシーズンでジェームズが先発から外れたのは、この試合が初だった。

ウェールズの首都の天候は雷を伴う嵐と予報されたため、プリンシパリティ・スタジアムの屋根は閉められた状態で試合が行なわれることに。肝心の試合は、立ち上がりがスローな展開だった。

序盤ポゼッションで上回ったユナイテッドは、アンドレアスが9分にシュートも、GKジャンルイジ・ドンナルンマが守るゴールの枠には飛ばなかった。

ドンナルンマはラッシュフォードの強烈なシュートも弾き返したが、14分に21歳の同選手が放ったシュートは、防ぎようがなかった。

ネマニャ・マティッチからのボールを受けたラッシュフォードは、左サイドから中央に切り込んでシュート。ディフレクトもあったが、これがネットを揺らして先制に成功する。

試合をコントロールし始めたユナイテッドは、追加点を狙ったものの、25分にはスソに同点ゴールを許してしまう。

昨年のICCで対戦した際にもユナイテッドを相手に得点を決めたスソは、ゴールを決める直前にも巧みに回転をかけたシュートを放った。

デ・ヘアが対応し、ゴールキックを得たユナイテッドだったが、中盤でボールを失い、スソがボックス外からのシュートを決めて同点に。

流れがミラン寄りに変わり、クシュシトフ・ピオンテクがスソのクロスに合わせたが、デ・ヘアがスマートに対応。

その後もピオンテクがボックス内でチャンスを生かそうとするも、この日キャプテンを務めたデ・ヘアが再びピンチを防いだ。

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64分に交代するまで力強いパフォーマンスを披露したワン・ビサカ

前半終盤と同様の流れで後半に入ったミランは、ピオンテクがユナイテッド守備陣の背後を取ってシュートも、デ・ヘアの正面。もっと良い判断ができていても不思議ではなかったが、おそらくピオンテクは、オフサイドポジションだったと勘違いしてしまったのだろう。

しかし、カスティジェホのヘディングがリンデロフに当たってコースが変わり、ミランが2-1と勝ち越す。

後半のあたまから選手交代をしなかったオーレだったが、60分を過ぎてフレッジ・ジェームズ、リンガード、アクセル・トゥアンゼベ、アシュリー・ヤングを投入。

ウェールズ出身のジェームズの出場に歓声があがったものの、スタジアムを沸かせたのはリンガードだった。アントニー・マルシャルからのパスを受けたリンガードは、落ち着いて左足でシュートを決め、残り18分の時点で同点に追いつくことに成功。

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サム・カスティジェホと競るネマニャ・マティッチ

ユナイテッドの守備が慌てる場面もあったが、トゥアンゼベが落ち着いてピオンテクをブロック。

その後ラッシュフォードとマルシャルに代えてアンヘル・ゴメスとメイソン・グリーンウッドを投入。後半追加タイムにはフレッジが好位置からのフリーキックを直接狙ったが、これは枠を外れて試合終了。

ICCのルールにより、試合はPK戦に突入した。

ユナイテッドは、リンガード、ヤング、グリーンウッド、ゴメスが続けて成功し、デ・ヘアがマルディーニのPKを阻止。そしてジェームズのPKで決着がついた。

チーム情報

ユナイテッド:デ・ヘア(c)、ワン・ビサカ(64分にヤングと交代)、リンガード、ロホ(64分にトゥアンゼベと交代)、ショー、マティッチ(64分にフレッジと交代)、マクトミネイ、ペレイラ(64分にリンガードと交代)、マタ(64分にジェームズと交代)、マルシャル(82分にグリーンウッドと交代)、ラッシュフォード(82分にゴメスと交代)

出場機会のなかったサブ:ロメロ、グラント、ダロト、ジョーンズ、スモーリング、チョン

得点:ラッシュフォード (14分)、リンガード(72分)

ACミラン:ドンナルンマ(64分にレイナと交代)、カラブリア(77分にコンティと交代)、ムサッキオ、ロマニョーリ(c、77分にガッビアと交代)、ロドリゲス(77分にストリニッチと交代)、ビグリア(64分にクルニッチと交代)、チャルハノール、スソ(77分にボナヴェントゥーラと交代)、ピオンテク(77分にマルディーニと交代)、カスティジェホ(64分にアンドレ・シウヴァと交代)

出場機会のなかったサブ:アントニオ・ドンナルンマ、ミオニッチ、レオン

得点:スソ (25分)、リンデロフ(オウンゴール、60分)

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