ユナイテッド

ユナイテッド 1-1 ACミラン

木曜日 11 3月 2021 21:27

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードで行われたヨーロッパリーグ・ラウンド16 第1戦でACミランと対戦した。試合はアマドのファーストチーム初ゴールで先制したが、終了直前に追いつかれて引き分けた。

50分にアマドが記録したゴールにより、ユナイテッドは来週木曜にサン・シーロで行われる第2戦にリードした状態で臨めるかと思われた。18歳のアマドは、後半のあたまからアントニー・マルシャルに代わって出場し、わずか5分で先制点を決めた。

しかし、試合終了直前にシモン・ケアーに同点ゴールを許してしまった。

ミランは、元ユナイテッドのズラタン・イブラヒモヴィッチを含め、負傷者が多かった。にもかかわらずユナイテッドを再三に渡って苦しめ、最後はケアーにアウェイゴールを許した。この結果、第2戦では難しいタスクをこなさなければならなくなった。

ミランは、ユナイテッドから期限付きで獲得したディオゴ・ダロトを起用・オーレ・グンナー・スールシャール監督は、2-0で勝利したマンチェスター・シティー戦から4選手を変えて第1戦に臨んだ。

前半 - マグワイアがゴールに近くも無得点

試合序盤から両チームともに動きを見せたが、物議を醸すVAR判定も見られた。

5分、ミランのラファエル・レオンがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイド。マンチェスターダービーで好パフォーマンスを披露したアントニー・マルシャルも胸トラップからシュートも、ジャンルイジ・ドンナルンマが守るゴールの枠を外してしまう。

11分、フランク・ケシエがスローインからのボールをハーフボレーで決め、ミランが先制したように見えた。ユナイテッドの選手も相手のゴールに異論を唱えなかったものの、VAR判定の結果、ケシエのハンドがあったとされて得点は無効に。

リズムを掴めないユナイテッド に対して、ミランは元シティーのブラヒム・ディアスがシュート。しかし、力がボールに上手く伝わらず、ディーン・ヘンダーソンが難なく対応する。

前半最大のチャンスは、ハリー・マグワイアが絡んだシーンだ。38分、ブルーノ・フェルナンデスがフリックしたボールにマグワイアが詰めたが、ボールはポストに当たってゴールにならず。リプレーで見直しても、どうしてゴールにならなかったのか理解に苦しむ場面だった。

後半 - アマドのゴールで先制も同点に追いつかれる

スールシャール監督は、前半に負傷したマルシャルに代えてアマドを後半のあたまから投入。5分後、この交代が功を奏し、アマドのユナイテッドシニア初ゴールにより先制に成功する。

アシストを記録したのはフェルナンデスで、ディフェンスの背後にクロス。これにアマドがバックヘッドで反応してゴールを決めた。

先制されても挫けないミランは、67分にダヴィデ・カラブリアからのクロスにラデ・クルニッチがアーロン・ワン・ビサカを背負った状態でヘディングシュート。あわやゴールというシーンだったが、ユナイテッドは救われる。

監督は、74分にフレッジ、ブランドン・ウィリアムズ、ルーク・ショーを同時に投入し、ワン・ビサカ、ダニエル・ジェームズ、フェルナンデスを下げた。

しかしアマドの先制点を守りきれず、92分にコーナーキックからケアーに同点ゴールを許し、重要なアウェイゴールを与えてしまった。

マルシャル交代の理由

 記事

オーレ・グンナー・スールシャール監督がマルシャルの負傷について語った。

試合情報

ユナイテッド:ヘンダーソン、ワン・ビサカ(74分にウィリアムズと交代)、バイリー、マグワイア、テレス、マクトミネイ、マティッチ、ジェームズ(74分にショーと交代)、フェルナンデス(74分にフレッジと交代)、グリーンウッド、マルシャル(50分にアマドと交代)

出場機会のなかったサブ:グラント、ビショップ、リンデロフ、トゥアンゼベ 、ショレティレ

得点:アマド(50分)

イエローカード:マクトミネイ

ミラン:ドンナルンマ、カラブリア、トモリ、ケアー、ダロト、クルニッチ、メイテ、ケシエ、サーレマーケルス(69分にカスティジェホと交代)、レオン、ディアス(69分にトナリと交代)

出場機会のなかったサブ:タタルシャヌ、Aドンナルンマ、カルル、トニン、ガッビア、ゴアルズ、ブッキングス

得点:ケアー(92分)

イエローカード:サーレマーケルス

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