ユナイテッド

マッチレポート:ユナイテッド1-0ルートン・タウン

土曜日 11 11月 2023 17:27

マンチェスター・ユナイテッドは、ルートン・タウンがプレミアリーグ史上初めてオールド・トラッフォードを訪れた一戦で勝利を収めた。

ビクトル・リンデロフのゴールが勝敗を分け、ユナイテッドは11月のインターナショナルブレークに向けて嬉しい勝ち点3を手にした。

戦没者を慰霊する黙祷に続き、ユナイテッドは現地午後から落ち着いた試合運びを見せ、忍耐強く粘り強いビルドアップで守備を重視するルートンを崩しにかかった。

前半は、ラスムス・ホイルンドとアレハンドロ・ガルナチョが決定的なチャンスを手にした。58分、ルートンはブルーノ・フェルナンデスのコーナーキックをクリアしきれず、ボールはボックス内のリンデロフに渡り、リンデロフがゴールネットを揺らした。

よりゴールを決められればもっと充実した午後を過ごせただろうが、オールド・トラッフォードで勝ち点3を獲得した。

前半 - 突破口を見出せない

ユナイテッドは序盤から辛抱強くプレーし、時間が経つにつれて徐々にペースをつかんでいく。ディフェンダーのマグワイアとリンデロフがルートンディフェンスの上からパスを出そうと試みるが、落ち着いた深い位置のバックラインを崩せない。

マグワイアのパスから右ウイングでプレーしていたマーカス・ラッシュフォードがタッチライン付近でボールを受ける。ラッシュフォードのクロスは相手にディフレクトしたが、ゴールまであと数ヤードのところでホイルンドが反応。左ひざを伸ばして即席のフィニッシュを試みたが、ルートンのGKトーマス・カミンスキに阻まれてしまう。

ホイルンドからのパスを受けたガルナチョがカミンスキに迫ったが、ルートンの守備陣がボックス内で最後の力を振り絞り、失点を防いだ。

後半 - ビクトルの決勝点

後半のユナイテッドは、ルートンのディフェンスを崩すのに時間をかけ過ぎた前半からテンポを上げようとした。再開からの10分間、プレッシャーの多くはガルナチョとセルヒオ・レギロンの鋭いランと好インタープレーから生まれた。

ラッシュフォードが左ウイングに戻るという戦術的な変更が行われ、コーナーキックを獲得。キャプテンのフェルナンデスがステップアップしてクロスを入れると、敵陣で混戦となった。メイソン・マウントがラッシュフォードにフィードすると、ボールはリンデロフに渡った。これをリンデロフが落ち着いて蹴り込み、ついに試合が動く。

その10分後、交代出場のアントニーがピッチに入って間もなく、左サイドからラッシュフォードが再びシュートを放つが、カミンスキの正面。

元ユナイテッドのタヒス・チョンが途中出場し、ボックスの外でフリーキックを得たが、チームメートのロス・バークリーが放ったシュートはユナイテッドの堅い壁に阻まれた。

後半追加タイム2分に得たフリーキックでは、ラッシュフォードとフェルナンデスがどちらがフリーキックを取るか議論。キャプテンが蹴ったセットプレーは不発に終わったが、8分にも及んだ追加タイム中もリードを守り切って1-0で勝利した。

試合詳報

ユナイテッド:オナナ;ダロト、マグワイア、リンデロフ、レギロン(78分にヴァランヌと交代);エリクセン(39分にマウントと交代)、マクトミネイ;ガルナチョ(67分にアントニーと交代)、フェルナンデス、ラッシュフォード;ホイルンド(78分にマルシャルと交代)

出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、アムラバト、ペリストリ、メイヌー、ハンニバル

ゴール:リンデロフ(58分)

イエローカード:テン・ハフ(監督)

ルートン・タウン:カミンスキー;カボレ(86分にアデバヨと交代)、メンギ、ロッキアー、オショ、ダウティー(72分にクラークと交代);バークリー、ナカンバ(86分にムパンズと交代)、タウンセンド(60分にチョンと交代);モリス、オグベネ(86分にジャイルズと交代) 

出場機会のなかったサブ:クルル、ベリー、ブラウン、ネルソン 

イエローカード:カボレ、ロッキアー

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