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記録的な観客の前で、マンチェスター・ユナイテッドが11回目のFAユースカップ優勝

水曜日 11 5月 2022 22:40

マンチェスター・ユナイテッドのU-18チームが、水曜夜、オールド・トラッフォードでノッティング・フォレストを3-1で破り、FAユースカップのチャンピオンとなった。

トラヴィス・ビニオン率いるヤングレッズは、シアター・オブ・ドリームスに集まった67492人の観衆の前で、威風堂々と戦った。

リース・ベネットの先制ゴールとアレハンドロ・ガルナチョが後半に追加した2点で、ユナイテッドがハードワークなフォレストを相手に勝利を収めた。

このヤングチームが史上最多となる11回目のFAユースカップ優勝を果たしたことを、ユナイテッドの誰もが誇りに思っている。この大会での優勝は、現在トップチームで活躍中のジェシー・リンガードやポール・ポグバが出場していた2011年以来だ。

2022 FAユースカップ チャンピオン! 動画

2022 FAユースカップ チャンピオン!

オールド・トラッフォードでFAユースカップの優勝トロフィーを誇らしげに掲げたヤングレッズを見よう

13分、サム・マーレイのフリーキックをキャプテンのリース・ベネットが強烈なヘディングで叩き込んでユナイテッドが先制。ベネットはフォレストのディフェンス陣の頭上を通過したナイスなボールに反応し、アーロン・ボットをかわしてゴールを射抜いた。

その直後、フォレストもチャンスを得る。ジャスティン・ハンクスのヘディングシュートがラデク・ヴィテックが守るゴールの上を通過。しかし鋭い攻撃を続けたのはユナイテッドの方だった。イサック・ハンセンが中盤をコントロールし、いくつかのムーブメントを作り出すと、コビー・マイヌーも37分、ガルナチョにチャンスをお膳立て。しかしガルナチョが蹴ったボールは弧を描いて枠をそれた。

試合前、U-18の年間最優秀選手に贈られるジミー・マーフィー賞を受賞したこのアルゼンチン系スペイン人のフォーワードは、その後すぐに、今度はダン・ゴアのパスから再びシュートを打ったが、これもわずかに枠を外れた。

ハーフタイム直前、ジョシュア・パウエルが左足で放ったシュートがヴィテックの指をすり抜け、フォレストが同点に追いついた。

後半開始早々、ヴィテックはボックス内に果敢に飛び込んで、フォレストのチャンスをつぶす。逆サイドではすかさずユナイテッドもチャンスを作るが、マクニールは相手の好セーブを誘い、ガルナチョのシュートもブロック、シュートに向かおうとしたマイヌーもタックルで阻まれた。

右サイドバックのマルク・ジュラドが放ったロングレンジの強烈なシュートをボットが弾き返すと、ルーズボールはマクニールの右側に落ちた。

逆サイドでは、ヴィテックも躍動感あふれるエサパ・オソングのシュートを阻止。その後もフォレストのクロスを処理する。

ガルナチョがペナルティエリアの隅でザック・アボットに倒されると、ユナイテッドにリードを取り戻すチャンスが訪れた。このとき、通常キッカーを務めるマクニールはすでにジョー・ヒュギルと交代していたため、ガルナチョが自らスポットキックを担当。ボットをかわして冷静にシュートを決めた。

アディショナルタイムには、左サイドを豪快に駆け上がったアルゼンチン人ウィンガーが、ボットをかわして2本目のシュートを決め、勝利を決定づけた。

試合情報

ユナイテッド:ヴィテック;ジュラド、ベネット(キャプテン)、ジャクソン、マレー:マイヌー、ゴア、マザー(86分にアルジョフリーと交代)、ハンセン=アーロン(64分にオイデレと交代)、ガルナチョ;マクニール(64分にヒュギルと交代)

出場機会のなかったサブ:パイ、ウースター、フォーソン、エニス

得点:リース・ベネット(13分)アレハンドロ・ガルナチョ(PK)(78分)、ガルナチョ(90+4分)

フォレスト:ボット;アボット、ハモンド、ジョンソン、マッカダム;ハンクス(81分にガードナーと交代)、マクドネル(キャプテン)、(90+1分にコーパルと交代);パウエル、テイラー、コリンズ(73分にペリーと交代);オソング

出場機会のなかったサブ:エイカーズ、トンプソン、ペリー、ナディン、ガードナー、コーパル

得点:ジョシュア・パウエル(43分)