オーレ「ドニーはポジティブなエネルギーを与えてくれる」

UEFAチャンピオンズリーグでのビジャレアル戦は、クリスチアーノ・ロナウドの決勝点で勝利したのだが、そのゴールをアシストしたのは交代出場のジェシー・リンガードだった。ファン・デ・ベークは、監督にチャンスを与えてもらえなかった。

交代出場したのはリンガード、ネマニャ・マティッチ、エディンソン・カバーニ、フレッジで、監督は勝つための策を講じた。フレッジは、アレックス・テレスに代わり、左サイドバックのポジションを務めた。

ファン・デ・ベークは、1-0で敗れたカラバオカップでのウェストハム戦で素晴らしいパフォーマンスを披露していた。プレミアリーグでのエヴァートン戦前日の会見で、同選手について聞かれた監督は、ファン・デ・ベークがチームにポジティブな影響しか与えていないと示唆した。

「私が管理しているのは、国際的なフットボール選手が集まったチームだ・ドニーは、他の全選手と同じように、いつでも出場できる準備を整えている」

「私は、交代出場での記録を保持すべきだろうね。現役の時は、嬉しくない時もあった。アレックスが交代して、フレッジが上手く対応してくれた」

「彼（ファン・デ・ベーク）のフラストレーションは理解できる。それを強い気持ちに変えないといけない。ドニーだけではなく、全員に当てはまることだ。ポジティブなエネルギーが必要だし、ドニーは一度だってチームメートにとって悪影響を及ぼしたことがない。これは言っておきたい」

監督は、現役時代に交代出場ながらゴールを決める能力を持った稀なタイプだった。その経験を生かし、ユナイテッドの選手たちにも交代出場での心得を伝えているに違いない。

ファン・デ・ベークは、昨季と同様に、出場するたびに良いプレーを見せている。今後は試合が続くため、チャンスはやってくるだろう。

10月のインターナショナルブレークを前に、試合は過密日程になりつつある。ユナイテッドはわずか11日間でホーム4試合をこなしている。今後はローテーションが重要になる時期だ。エヴァートン戦は、日本時間2日の20:30キックオフの予定だ。