オーレ

右サイドでアーロンとメイソンが見せた可能性

水曜日 03 2月 2021 11:42

マンチェスター・ユナイテッドの右サイドの布陣については様々な議論が交わされているが、オーレ・グンナー・スールシャール監督は、アーロン・ワン・ビサカとメイソン・グリーンウッドの2人が解決策になると考えている。

若き2人のコンビネーションはまだまだこれから熟成の余地があるものの、オールド・トラッフォードでサウザンプトンに9-0と大勝したプレミアリーグ戦では、前向きな可能性が見られた。

ワン・ビサカの攻撃アクションは目に見えて向上している。そしてグリーンウッドも、守備的な責任を担うことをより意識していると自ら語っている。それはサイドバックにとって、大きなサポートだ。

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サウザンプトンを9-0で撃破した試合で重要な役割を担ったアーロンのプレーをチェックしよう

セインツ戦でアーロンは、シニアレベルで2点目となる得点をマーク。逆サイドのルーク・ショーからのクロスを叩き込み、その後のゴールラッシュの口火を切った。これまでの試合でもワン・ビサカは前線へ効果的な攻め上がりを見せているから、��っと多くのアシスト数を記録していてもおかしくない。たとえば先週末のアーセナル戦でも、ワン・ビサカのパスを受けてカバーニが放ったボレーシュートは、わずかに枠をそれた。

メイソンは、セインツ戦ではスコアシートに名を刻まなかったが、監督に印象づける働きをした。マーカス・ラッシュフォードのシュートをお膳立てしたのも彼なら、セーブはされたが、彼の放ったシュートが、スコット・マクトミネイのゴールの起点となった。

「ここ数年、右サイドの攻撃アクションについては我々が課題としている点でもある」サウザンプトン戦のあと、オーレはそう話した。「アントニオ(バレンシア)が去ってからは、純粋な右ウィンガー、あるいは攻撃的な右サイドバックは見つけられていない。しかしアーロンはどんどん良くなってきている」

「ゴールこそなかったが、メイソンのパフォーマンスも素晴らしかった。右サイドの2人とも、非常に良いプレーをしてくれた」

逆サイドでは、現在好調のルーク・ショーが、ラッシュフォードと技ありなコンビプレーを見せてくれている。前半戦しかプレーしていない彼が2アシストを記録した点にも、レッズの効力が発揮されているといえる。

「ルークは非常に良いプレーをしてくれている。それにアレックス・テレスもいる。ルークをカバーできる彼もまた、とても良い。ルークは現在非常に際立ったプレーができている。インテンシティーが高く、ハイスピードで攻め上がれる、といったプレーだ」

「前半は、彼の前に多くのスペースができていたから、彼のようなスタイルが実によくはまった。しかし後半戦も同じスタイルで続けていたら、(怪我の)リスクを負っていただろう。それに他にプレーさせたい選手も数人いたからね」。

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