オーレがフレッジを称賛
オーレ・グンナー・スールシャール監督は、フレッジの最近の成長を喜んでいる。
ミッドウィークのバルセロナ戦に続いて、2-1で勝利したプレミアリーグのウェストハム戦でも、フレッジは輝きを放った。
他国のリーグからイングランドにやって来た選手は、スピードと激しさに対応するまでに時間がかかることが多い。シャフタール・ドネツクから加入したフレッジも、ユナイテッドでの1年目に耐えることが多かった。
しかしオーレは、26歳のフレッジがイングランドでの試練を乗り越え、チームにとって重要な選手になったと見ている。
ウェストハム戦後の会見で、オーレは「彼は自分のポジションで成長している」と語った。
「違う国に来てのプレーは、簡単ではない。ちょっとした怪我にも悩まされたし、私が来てから、彼は子供が生まれてドバイでのキャンプにも参加しなかった」
「彼は成長している。ここ数試合での彼には非常に満足している。我々が彼の力を信じている理由をわかってもらえると思う。彼は自信に満ちた選手で、素晴らしい姿勢の持ち主。ボールを持つのが好きで、笑顔を絶やさない」
またオーレは、中盤でフレッジをコンビを組んだポール・ポグバのことも称えた。
普段よりも後方でプレーしたポグバは、違いを産んだ2本のPKをきっちり成功させた。
これまでとの変化は、PKを蹴るまでの助走にも見られた。ウェストハム戦では、ゆっくりとボールに近づくのではなく、勢いよくPKを蹴った。
オーレは「決まれば構わない」と、話した。
「彼次第だが、PKの練習をしていた。自信を持っている選手だし、非常に力強い。私は、ボールに勢いよく向かって、強く蹴る方を好む。2本目はGKもコースに飛んでいたが、それでも決まった。素晴らしいPKだった」
すでに来週のバルセロナ戦に意識を向けているオーレは、アレクシス・サンチェスがカンプ・ノウに帯同できるかを聞かれると、こう答えた。
「そう思う。彼は今日トレーニングをしたので、遠征に帯同できるだろう」
アレクシスは、先月のサウサンプトン戦で膝を痛めてから欠場していたが、復帰できるとなれば、再び欧州の舞台での逆転勝利に向け、弾みがつく。
「難しい試合になるのはわかっている」と、監督。「しかし、PSGとの経験もある。我々は、2-0の状況から逆転した」
「今回は1-0だが、バルセロナというチームを考えれば、より大きな結果になるだろう。次の試合には、挑戦する気持ちで臨む。しかし、守備は安定させないといけない。今日のようにオープンな守備では戦えない」