オーレ

オーレ「我々の攻撃陣は脅威になる」

水曜日 17 7月 2019 17:10

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、マンチェスター・ユナイテッドがオプタス・スタジアムでリーズ・ユナイテッドを4-0で下した試合について、満足していると語った。

マーカス・ラッシュフォードが開始早々にチャンスを作ったあと、メイソン・グリーンウッドがアーロン・ワン・ビサカのクロスを叩きこんでユナイテッドが先制。その後ラッシュフォードとフィル・ジョーンズが追加点をあげ、最後はアントニー・マルシャルがPKを決めてマルコス・ビエルサ率いるリーズを破った。

試合後、MUTV、そして記者会見場で取材に応じた指揮官は、試合内容を総括するとともにアンドレアス・ペレイラとラッシュフォードのポテンシャルについて、さらにはロメル・ルカクとディーン・ヘンダーソンの状況ついても話した。

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パフォーマンスに満足

「4点を決められたのは良かった。前回の試合よりも多くのチャンスを作ることができた。全体的なパフォーマンスについても非常に満足している。選手たちに45分ずつプレータイムを与えることができたのも良かった」

「練習試合であってもあらゆる試合に勝ちたい。そうすることで選手たちが勝利の感覚をつかむことができるからね」

前線でのハイペースな展開を評価

「1点目はなかなか良い動きだった。パスの質も高かったし、アーロン(ワン・ビサカ)の走りも良かった。それからストライカーたちが得点する、というのも実に良い兆候だ。2点目のカウンター攻撃では我々の攻撃陣のスピードが脅威であることを証明できたと思うし、彼らには高い決定力もある」

サイドのオプション

「いま取り組んでいるのは、長く使えるチームを構築することだ。2人の右サイドバック、ディオゴ(ダロト)とアーロンはともに素晴らしい選手だ。ディオゴは右ウィングでもプレーできるし、アーロンはもともとウィンガーだがサイドバックでもプレーできる」

「そのことは我々の右サイドのオプションを広げてくれる。2人ともウィングバックでもやれるしね。それからアシュリー・ヤングは両サイドでプレー可能だ。彼は昨年のワールドカップではイングランド代表でプレーしている。その彼が、ルーク(ショー)やアーロン、ディオゴたちに良い刺激を与えてくれることだろう」

アンドレアスに期待

「我々は彼にとても期待している。契約も更新した。今日の試合では、その期待にいくらか答えてくれていた。彼は学ぶことに貪欲であり、こちらの話をしっかり聞いて、それを自分のプレーに生かそうとする。今日のプレーでもいくつか、そんなポジティブな発見があったよ」

「昨シーズンも頑張っていた。勝利をおさめたPSGとのアウェー戦やサウサンプトン戦でもプレーして、ゴールも決めている。リヴァプール戦では途中から出場した。今季は彼からさらなる成果を期待している。今日の試合でもすでにその片鱗は見られていた。プレータイムを与えることで自信もより養われていくだろう」


ルカクの状況について

「トレーニングセッションを完遂できないというのは理想的なことではない。彼は昨日のセッションを最後までやり遂げることができなかった。この試合にも出られなかったから、45分間プレーできるチャンスを2回失ったことになる。ただ、大切なのは完全にフィットしていることだ。早くプレー可能になってくれることを願っている」

ヘンダーソンが合流

「いま現在、ディーンはイングランドに戻っている。始動して最初の1週間、我々と一緒にトレーニングしたあと、彼には10日間の休暇が与えられた。イングランドのU21代表に帯同していたのだから、休みが必要なのは当然だからね。彼については、そのままイングランドに留めておくべきか、こちらに呼ぶべきか話し合った」

「私はこちらに来て合流するのがベストだと思った。ダビドは熱を出していて、無理をさせたくなかったから休ませた。インテル戦までに治ってくれるといいが、リー・グラントも負傷中だから、いまのところフィットしているGKは2人しかいない状況だ」


グリーンウッドの得点シーン 動画

グリーンウッドの得点シーン

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メイソンは素晴らしい選手になる

「彼にゴール勘があることはわかっていた。この半年間、トレーニングでそうした場面を何度も見てきたからね。だから彼については心配していない。もっと体を鍛える必要はあるし、成人のフットボールに慣れなくてはならないが、それは徐々に身についてくるだろう。彼はきっと偉大な選手になるよ」


ラッシュフォードは好調

「彼は実に調子がいいようだ。充実した夏を過ごせたようだね。昨シーズンよりも良いパフォーマンスができるだろうと期待しているよ」

ユースパワー

「たしかに、若手選手たちはしっかり自分を主張できているね。前半戦はメイソンが、そして後半はチョンギー(タヒス・チョン)とアンヘル(ゴメス)が実に良いプレーをした。それにラストの15分間プレーしたジミー(ガーナー)もだ。短い時間の中で、自分がどのようなMFなのかを多少なりとも表現できていた」

プレシーズン3戦目は、7月20日(土)、シンガポールでインテル・ミラノと対戦する(イギリス時間12:30キックオフ)。プレシーズン中の試合はすべてMUTVでライブ視聴できる。

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