監督

バーンリー戦を総括

火曜日 29 1月 2019 23:48

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、2点を追う状況から決して諦めず、オールド・トラッフォードでのバーンリー戦で勝ち点1を獲得したマンチェスター・ユナイテッドの姿勢を称えた。

スールシャール体制となって初の敗戦が濃厚と見られた中、ユナイテッドはポール・ポグバのPK、そして後半追加タイムにビクトル・リンデロフがクラブ初ゴールをマークして同点に追いついた。

試合後MUTVのインタビューに応じた監督は、今も選手個々について学習している段階とコメント。2019年初のリーグ戦に出場したアンドレアス・ペレイラ、2点を追った試合展開、何度なく決定機を防いだバーンリーGKのトム・ヒートンらについて語った。

ユナイテッド 2-2 バーンリー

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終了間際にポール・ポグバ、ビクトル・リンデロフがゴールを決め、劇的な形でオールド・トラッフォードでの一戦を締めくくった。

チームの反応は素晴らしかった
挽回に到るまでの形はファンタスティックだった。勝ち点1を取れて満足している。試合終了までに3点目を決められていた可能性はあった。ただ、我々に必要だった危機感を持つのが少しばかり遅過ぎたので、時間いっぱいになってしまった。これも学び。ただ、チームが1点、2点リードされた状況からカムバックできるか、という問いかけに対する答えは示せた。チームの反応には非常に満足している。

これがマンチェスター・ユナイテッドなんだ。たしかに60分、70分までの展開は、今日よりも良い形でやれたとは思う。しかし、選手たちの反応は素晴らしかった。87分から2ゴールを決められるなんて、ファンタスティックだ。これこそ、全員の気持ちの強さの証。絶対に諦めない。このクラブは、決して諦めないんだ。

何度となく決定機を作れた
相手を崩す方法を見つけないといけない。その上で、もっと良い判断ができていたかもしれない場面もあった。バーンリー は強いチームなのでね。相手は、我々にクロスを上げさせたがっていた。ボックス内で我々のプレーができた時には、チームは危険だったと思う。フアン(マタ)も良い走り出しを見せたし、アシュ(アシュリー・ヤング)もサイドを上がり、何度となくチャンスを作れた。繰り返しになるが、終了直前に2ゴールを決められたんだ。

学習
ロム(ロメル・ルカク)は過去のバーンリー戦で良かった。ゴールも決めていたし、彼は一握りの選手だ。アントニー(マルシャル)がケガをしてしまったので、ラシー(マーカス・ラッシュフォード)との起用がベストオプションだった。彼も何度かチャンスを得たが、今日は彼の日ではなかった。

毎試合で学べている。私も、劣勢になってから、選手について学んでいる。今日は2点先行されたが、それでも勝ち点1を取れた。それは見事な結果だ。アンドレアス(���レイラ)も、今日の経験を糧にこれから良くなる。なんの問題もない。

選手の闘志に満足
パスを十分なテンポで回せなかった。それでも前半は、フアンが良いポジションを取っていた。決定的なチャンスはそこまで多くなかったとはいえ、ポゼッションは75%だったわけで、少しだけテンポが足りていなかったということ。

私も3点目を決められるかもしれないと思っていた。絶対に諦めてはいけないんだ。それが、このクラブのDNA。勝ち点3を取れなかったのは残念だが、2-0になってからの反応には、この上なく満足している。

ヒートンは称えられるべき
誰がトム・ヒートンを指導したのだろうね! トムは素晴らしかった。ファンタスティックなセーブを何度か決めていた。ポール(ポグバ)のシュートも防いでいたので、彼は良い選手。称賛されるべき選手だよ。

今夜の試合から学習する必要がある
もちろん負ければ辛いが、我々は勝ち点1を獲得できた。今日の経験から学ぶ必要がある。勝てない試合にも対応しないといけない。これからは、レスター戦に切り替える。

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