フレッジ

オピニオン:フレッジがリヴァプール戦で見せた可能性

月曜夜のシェフィールド・ユナイテッド対アーセナル戦を中継したスカイ・スポーツのゲストに、パトリス・エヴラが登場した。番組の中で彼は、マンチェスター・ユナイテッドに定着することがいかに難しいかを話していた。

フランス人DFは2006年1月にASモナコからユナイテッドに移籍した。デビュー戦は、イティハド・スタジアムでのマンチェスター・シティー戦だったが、ゲームになかなか馴染めずにお粗末なパフォーマンスだったエヴラを、サー・アレックス・ファーガソン監督はハーフタイムに交代させた。そして、早くイングランドのフットボールを習得するように、と釘を刺されたという。

「最初の6ヶ月は、スコールシー(ポール・スコールス)も

『彼はジョーカーだ。そのうちASモナコに返すことになるんだろう』と思ってたらしい」とエヴラは当時のエピソードを語った。

「けれど、こうしたタフな状況が、自分を強くした。私とビディッチ(ネマニャ)はよく笑い者になっていた。リザーブゲームでも交代させられて、みんなが『彼らはダメすぎる!』と言っていた。でも結果的に私たち2人はそうやって笑っていた人たちが間違ってたことを証明した」

エヴラのオールド・トラッフォードでのキャリアは、他国のリーグから来た選手たちにとって、忍耐が必要である、ということを示す格好の例だ。そして今も、フレッジはまさに、かつての名サイドバックのここでの紆余曲折を励みにしていることだろう。

#MUトリビア
言う

データ会社『Opta』の調べによると、リヴァプール戦でのフレッジの走行距離は11.92km。11.93kmでトップのスコット・マクトミネイと僅差で2番目だった。

ブラジル人MFは、2018年にウクライナのシャフタール・ドネツクから入団した。エヴラと同様、デビューシーズンは苦戦したと、彼自身も認めている。25試合に出場して1ゴール。中にはパリ・サンジェルマン戦やアーセナル戦でのような際立ったパフォーマンスもあった。

彼に身近に接する機会のある人なら誰でもこう言うだろう。いつもスマイルを浮かべて誰に対しても礼儀正しいフレッジは、もうすっかりマンチェスターに馴染んでいると。

しかしそれだけでなく、彼は、ユナイテッドで成功を手にしたい、という決意を秘めている。

日曜のリヴァプール戦は、フレッジにとって今季のプレミアリーグで2度目の先発出場だった。リヴァプールという容赦ない相手に対し、フレッジは十分ポジティブなパフォーマンスを見せたと評価されていいと私は思っている。

中盤でスコット・マクトミネイとコンビを組んだ26歳のフレッジは、相手のMFトリオ、ジョーダン・ヘンダーソン、ファビーニョ、ジョルジニオ・ワイデルドゥムに対峙すべく、膨大な運動量で動き回り、片時もボールから目を離さなかった。

今の彼は、自分のキャリアの中でも、決して自信に満ち溢れているとはいえない時期にあるはずだが、データ会社『Opta』の調べでは、この試合でのフレッジの走行距離は11.92kmと、11.93kmでトップのスコット・マクトミネイと僅差で2番目。さらにパス成功率は91.3%と、両チーム合わせてナンバー1だった。


この試合でファンがマン・オブ・ザ・マッチに選んだのはダニエル・ジェームズだった。前線で常に危険な存在となり、マーカス・ラッシュフォードのゴールをアシストした彼は、十分それに値する働きをした。

我々のアナリスト、ダニー・ウェバーが選んだのも、ラッシュフォードとマクトミネイだった。

しかし、私にとっては、今後の活躍に期待を抱かせるこの日のフレッジのパフォーマンスには、マン・オブ・ザ・マッチ級の価値があるものだった。

オピニオンは、著者の個人的な考えを著したもので、マンチェスター・ユナイテッドの見解ではありません。

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