フィル・ジョーンズが退団
フィル・ジョーンズが、今夏の契約満了に伴い、マンチェスター・ユナイテッドを退団することになった。
2011年にブラックバーン・ローバーズから加入したジョーンズは、サー・アレックス・ファーガソン元監督にとって最後のキャンペーンとなった翌シーズン(2012-13)のリーグ優勝に貢献した。
イングランド代表として27試合に出場している31歳のジョーンズは、ユナイテッドで229試合に出場し、6ゴールを記録した。
昨シーズン末のブレントフォード戦(3-0)でフアン・マタに代わって出場したのが最後となり、2022-23シーズンはコンディション回復に努めていたが、ずっと欠場が続いている。
ジョーンズは、将来を見据えながら、この過酷な期間に家族やクラブのファンから受けたサポートに非常に感謝している。
クラブメディアとの独占インタビューで、フィルは次のように語っている。
「ここ2、3年、とても大変だった。それを否定することはできないし、隠すこともできない。僕の家族が自分を導いてくれたし、体調を整え、もっとプレーできるようにと集中力を保てるようにしてくれた」
「フットボールがしたくてたまらない。フットボールが恋しい。フットボールをして育つと、フットボールをすることしか考えられなくなる。幼い頃から、自分の好きなことを仕事にすることだけを考えてきた。僕は幸運にも、思うほどではないにせよ、それを実現することができた」
「僕はたゆまぬ努力を続けてきた。文字通り、あらゆる手を尽くしてきた。ここ2、3年、休養するたびに、できるだけ早く復帰するように努めた。僕にとってのハイライトは、昨シーズン怪我から復帰したウルヴズ戦。あの瞬間は、一生忘れることができない。今思い出しても、鳥肌が立つ。あの状態になるまでに、本当に、本当に、一生懸命努力してきた」
「そして、あの日のファンの皆さんは本当に素晴らしかった。ファンの愛と情熱は、センセーショナルだった。感謝してもしきれない。彼らは、僕がここにいる間、常に支えてくれた」
4番のジョーンズは、今後移籍先を決める事になる。ユナイテッドの全員が、フィルの今後の幸運を祈っています。