ラルフにとって「ほぼ完璧」なブルーノのポジションとは?
ラルフ・ラングニックは、今後マンチェスター・ユナイテッドがより進化していくには、ブルーノ・フェルナンデスを、より深い「8番」の位置で起用することが最適だという考えを述べた。
ユナイテッドではこれまで「10番」で起用されているフェルナンデスだが、直近の2試合では、中盤の3人の一角としてプレーした。そしてこの2試合で、ポルトガル人MFは2ゴール2アシストという結果を出している。
ラングニックは、着任後は4-2-2-2のフォーメーションを試したが、この数週間で変更を加えたところ、アストン・ヴィラ戦、そして今回のブレントフォード戦と、明確な成果を挙げている。
ハイライト:ブレントフォード 1-3 ユナイテッド
全ゴールシーンなど、エキサイティングな勝利をおさめたブレントフォード戦のベストシーンをチェックしよう。
水曜夜の試合は、ユナイテッドは西ロンドンで3-1で勝利をおさめた。前半はパッとしないパフォーマンスだったが、得点を生み出した後半戦でのプレーがそれをかき消した。
この中でフェルナンデスは、カギとなる重要な役割を果たした。そしてラングニックは今後も彼をより深めの位置で起用するつもりだという考えを明かした。
「欧州、そしてイングランドでも、トップチームのほとんどが4-3-3でプレーしている」
「彼にとっては、10番のポジションよりも(より深い位置の方が)有効だと感じる。なぜならその場所での方が、センターだけでなくピッチのより広い範囲で活動することができるからだ」と試合後の会見で語ったラングニック。
ラルフ「同じ過ちは犯したくなかった」
記事ドイツ人指揮官が、ブレントフォード戦の後半戦で、レッズがあらゆる面でより効果的だった理由について語った
「私にとっては彼はウィングの選手ではないが、このポジションであれば、彼はよりスペースを見つけることができて、局面ごとに、どのエリアで彼にボールを持たせるのがベストかを、彼自身が嗅ぎ取ることができると思うのだ。そのために、この8番のポジションは、彼にとってほぼ完璧だと感じる」
直近の試合でそれが有効だったことは実際に証明されている。より深めの位置からプレーすることで、フェルナンデスはよりボールに絡むことができる。そして自分の前のスペースを広げることで、スピード自慢のユナイテッドのフォワードたちを走らせることができる。
ブレントフォード戦での1本目のアシストは、彼自身がペナルティエリア内へと突進しながら、シンプルなタップで並走していたメイソン・グリーンウッドへとパスを出した。その15分後には、右サイドに攻め上がったマーカス・ラッシュフォードに絶妙なタイミングでクロスを送り、ユナイテッドの3点目をお膳立てした。