ラルフ「スコットにはリーダーシップが備わっている」
ラルフ・ラングニック暫定監督は、スコット・マクトミネイが将来キャプテンとしてマンチェスター・ユナイテッドを引っ張るのに必要なリーダーシップの資質を持っていると示唆した。
監督はアストン・ヴィラとの試合で勝利を決定づけるヘディングシュートを決め、チームをエミレーツFAカップ4回戦進出に導いた25歳の選手を称えた。
マクトミネイは、ミッドランダーズとの3回戦の接戦で、8分にフレッジのクロスをゴールに押し込んだ。
マクトミネイは、将来のキャプテン候補と監督に思わせるほどのリーダーシップを発揮している。もちろん現キャプテンはハリー・マグワイアであり、月曜の夜にキャプテンを任されたブルーノ・フェルナンデス、交代時にアームバンドをダビド・デ・ヘアに託した。またウルヴズ戦ではクリスチアーノ・ロナウドがキャプテンを務めた。
「彼はアカデミー出身で、そのエネルギーは驚くべきものがある」とラングニック監督はハードワーカーを称えている。
「彼はゴールを決めるようになったし、リーダーシップも発揮するようになった」
「数年後、彼がこのチームのキャプテンになっていても不思議ではない」
マクトミネイは、20歳でのアーセナル戦でシニアデビューを飾り、2017年にジョゼ・モウリーニョの信頼を初めて得た。これで直近3人の監督の信頼を掴んだことになる。
その後、モウリーニョの後任であるオーレ・グンナー・スールシャールの下で115試合に出場し、ラングニック暫定監督体制となって以降もファーストチョイスになるケースが多い。
マクトミネイは、以前ユナイテッドのキャプテンを務めた経験がある。偶然にも、昨シーズンのFAカップ3回戦で初めて腕章をつけた。しかも1-0で勝利したワトフォード戦での決勝点も、スコットのヘディング弾だった。
今シーズンはクラブにとって多くの出来事があった中で、彼は好調を維持している。
12月下旬に行われたバーンリー戦(3-1)でゴールを決めたスコットは、2022年のヴィラ戦でもマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど活躍している。
4回戦はオールド・トラッフォードでミドルズブラと対戦する。尚、4回戦の日程は未定だ。