ヴァランヌ「スピリットを示せた」

マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでの前半早々にスコット・マクトミネイのヘディングで先制し、ミドルスブラと対戦する4回戦に進出した。

MUTVとBT Sportの取材に対し、ヴァランヌは次のように語った。「集中した試合だった。試合中には苦しい場面もあったと思うけれど、僕たちは団結していたし、精神的にも良かったと思う。クリーンシートと勝利、これはチームにとって非常に良いことだ」

またヴァランヌは「難しい試合だった。苦しんだけれど一丸となって戦えた。今日の試合で示せたスピリットは良かった」と続けた。

緊迫した試合ではあったが、両チームともチャンスを作るなど、オープンな試合展開だった。

「今日のような試合では、リラックスして冷静になる時間がない」とラファエルは言う。「そんな暇はないから、常に集中しないといけない。ファンのためにプレーしなければならないし、強い気持ちを持ってやらないといけない。チームの精神はとても良かったと思う」

「試合中はずっとプレッシャーがかかっていて、（90分間）集中しないといけない」

勝敗を分けたのは、ダニー・イングスの同点ゴールがVARによる長時間の判定で取り消されたことだったが、ヴァランヌは何が起こっているのか完全には理解できなかったと語った。

「何のコミュニケーションもなかった。ちょっと時間がかかっていたけれど、オフサイドかファウルだということはわかっていたから、判定の後は試合に集中して、勝利のために戦うだけだった」

「時間がかかったけれど正しい判定だったと思う。これは試合中のほんの一瞬のことで、チームのスピリットは良かった」

勝利と次のラウンドへの進出について、ヴァランヌはこうコメントしている。「自信になる。試合中にもっと一丸となって戦い、エネルギー溢れるプレーをしてコントロールしたいと思うけれど、それができないときには戦わないといけない。今日は、良いスピリットを示せたと思う」

「僕にとっては新たな大会だけれど、ここではファンやクラブ全体にとっても重要な大会。だからこそ戦って、今季トロフィーをもたらせると信じてやらないといけない」

ヴァランヌは、土曜日に行われるプレミアリーグでの再戦では厳しい試練が待ち受けているとも付け加えた。

「今日の内容は理解できているし、次の戦い、次の激しい試合が楽しみ。だから、まずは身体を回復させて、次の試合に向けていい準備をしなければならない」