ラッシュフォードへの恩返し
ラスマス・ホイルンドが今年の目標のひとつを叶えるまでに時間はかからなかった。トッテナム戦でマーカス・ラッシュフォードのゴールをお膳立てしたからだ。
ホイルンドは、先日キャリントンでクラブ公式誌『Inside United』の取材に応じ、加入から現在までのオールド・トラッフォードでの進展について語り、アシストという形でラッシュフォードに恩返しをしたいと語った。
昨年の夏にアタランタから加入して以来、2人はフィールドで関係を深めてきた。
日曜日の先制点はラッシュフォードのアプローチからチャンスを作り出し、ホイルンドがプレミアリーグ2試合連続ゴールを決めた。
しかし、10番を背負うラッシュフォードは、バイエルン・ミュンヘン戦とガラタサライ戦でラスムスのクラブでの最初の2ゴールをお膳立てしている。これは、ラスムスの頭の片隅に残っていることだ。
エミレーツFAカップでウィガン・アスレティックと対戦する数日前、ホイルンドは特にラッシュフォードとどのように関係を築いているかと尋ねられた。
「どのチームメートとも、相手のプレーを理解しようとするもの。お互いを理解することで、ピッチでのプレーがさらに良くなる」
「そしていつかは、一緒にいることでアンストッパブルな状態になる。だから、僕たち一人一人が、お互いのプレーを学び、理解したいという気持ちを持っているんだ」
コンビネーションを高めるには時間がかかるのではと言われると、彼はそれに同意し、ラッシュフォードにフィニッシュシーンを供給したいという目標を口にした。
「確かに、すぐに構築できるものではないね。特に僕とマーカスは、お互いを見つけようとしている」
「彼は僕にも2、3アシストしてくれたと思う。だから、僕もすぐに彼に1つか2つのアシストをあげたいね」
週末、ラッシュフォードがトッテナムのボックス内で巧みなワンツーを仕掛け、ホイルンドのリターンからラッシュフォードがグリエルモ・ヴィカーリオをかわしてゴールを決めた。
この一撃でユナイテッドはこの試合2度目のリードを奪ったものの、後半開始早々にロドリゴ・ベンタンクールに同点ゴールを決められ、勝ち点3を逃した。
しかし、攻撃陣がまとまり始めているという点では、兆しが見えている。ウィンターブレークが終われば、次はニューポート・カウンティかイーストリーとのエミレーツFAカップ4回戦が待っている。
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