レアル・ベティスがレアル・マドリーを封じる
木曜日に行われるヨーロッパリーグのラウンド16でマンチェスター・ユナイテッドと対戦するレアル・ベティスは、リーグチャンピオンのレアル・マドリーを相手に無失点に抑え、0-0の引き分けに持ち込んだ。
ベニート・ビジャマリンスタジアムでは、レスターから移籍してきたアジョセ・ペレスが序盤からティボー・クルトワを苦しめるなど、貴重な勝ち点1を獲得した。
前半、カリム・ベンゼマの強烈なフリーキックがアントニオ・リュディガーに当たってクラウディオ・ブラボを越え、レアル・マドリーがリードしたかと思われたが、主審はボールがリュディガーの手に当たったとの判定で得点は無効に。
後半も互角の展開となり、両チームとも先制点���狙う。ベンゼマが再びゴールに迫ったが、ヴィニシウス・ジュニオールが左サイドをうまく使った後、左足で放ったシュートはブラボに弾き返された。
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— Real Betis Balompié (@RealBetis_en) March 5, 2023
Come on, lads!
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後半では、ボルハ・イグレシアスとロドリゴも絶好のチャンスを得たが、どちらもゴールネットを揺らすことはできなかった。
試合終了間際、レアル・マドリーが勝ち越しを狙って激しく攻めたが、ベティスのディフェンスとブラボが必死にディフェンス。
この引き分けにより、ベティスは24試合を終えてリーグ5位をキープし、ユナイテッドがヨーロッパリーグのグループステージで対戦したレアル・ソシエダを勝ち点3差で追っている。
ペジェグリーニのチームは、2月初旬にホームでセルタ・ビゴに4-3で敗れた後、ここ4試合負けていない。
約1週間前、ベティスのスターMF、ナビル・フェキルが膝の負傷で今シーズンの残りを棒に振ることになった。
しかし、レアル・マドリー戦のパフォーマンスを見る限り、ベティスはフェキルが不在でも実力は十分過ぎる。
ベティスはヨーロッパリーグのグループリーグを5勝1分けの好成績で通過し、元ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョが率いるローマを抑えてグループ首位で通過した。
第1戦は3月9日(木)にオールド・トラッフォードで行われ、日本時間の10日(金)5:00に行われる。