マクトミネイ「キャプテンマークは名誉なこと」
スコット・マクトミネイは、土曜のワトフォード戦でマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンを任されることを伝えられた時のことを「信じられない瞬間だった」と形容した。
その期待に応えたマクトミネイは、1-0で勝利した試合で決勝点を決め、エミレーツFAカップ4回戦進出に貢献した。
この日はハリー・マグワイアがベンチスタートだったこともあり、オーレ・グンナー・スールシャール監督はマクトミネイにキャプテンマークを託した。
この間ユナイテッドで100試合出場を達成したばかりのアカデミー出身の彼にとって、クラブのキャプテンを任されるのは特別なことだった。
試合後BT Sportとのインタビューに応じたスコットは「監督から(キャプテンを任されると)伝えられた時は、信じられないくらい嬉しかった。5歳になったばかりの頃から在籍しているから、もう18年、19年になる。僕にとって名誉なことだったんだ」
「僕はこのフットボールクラブを愛している。僕にとっては人生そのもの。だからこそ、本当に誇りに思っている」
キャプテン任命は、オーレがマクトミネイを信頼している証でもあった。「監督には本当によくしてもらっていて、感謝することばかり。でも、恩返しするならピッチでのパフォーマンスでするのが最高の形。可能な限りベスト尽くす形でね」と、マクトミネイは言う。
「監督に信頼してもらえている以上、日々の練習、試合にも嬉しい気持ちで臨める」
5分に決めたゴールについて、彼はペナルティーエリア内で高さを生かしたいと話した。
「セットプレーは練習でも時間を割いているんだ。自分たちが攻撃する場合と、相手のセットプレーに対してもね」
「色々とバリエーションがあるんだけれど、僕は190cm以上あるから高さを生かさないといけない。もっと点を決めないとね」
ミッドウィークのカラバオカップ準決勝から続けて起用されたのは、マクトミネイとディーン・ヘンダーソンだけだった。1月の過密日程を視野に入れた監督は、ローテーションを実行した。
先制後に追加点を決められなかったとはいえ、マクトミネイは出場した選手たちがそれぞれに与えられた役割をこなしていたと振り返っている。
「次は火曜(バーンリー戦)だね。メンバー変更はあるだろうし、リヴァプール戦でも面子は変わる。それがわかっているからこそ、みんながチャンスを掴むために準備を整えている。ジェシーも、ドニーも、ダン・ジェームズもね」
「ジェシーはすごく良かった。相手を苦しめていたよ。長い間辛い時期を送っていただろうから、彼の活躍が嬉しい」
「彼らはしばらく出場していなかったから、監督からは『30分くらいまでにリズムを掴め』と言われていた。開始から30分で今日のような展開になるとは監督も思っていなかったと思う。疲れもあっただろうし、プレーしていなかったから精神的にも疲れたと思う。だからこそ、彼らも素晴らしかった」