メイソン

エリックがマウントを獲得した理由とは?

木曜日 06 7月 2023 13:41

メイソン・マウントは、エリック・テン・ハフ率いるマンチェスター・ユナイテッドに、ゴール、アシスト、万能性、そして個性を加味できる完成されたミッドフィルダーである。

これは、元レッズのウェス・ブラウンとデイヴィッド・メイ、そしてジャーナリストのカール・アンカとロブ・ドーソンで構成された『The Debate』パネルの見解だ。

マウントのチェルシーからの移籍は水曜に正式に発表され、イングランド代表FWは2028年6月までの契約にサインした���

ドーソンは、マウントがスタンフォード・ブリッジでプレーしていた時と同じくらいの生産性を発揮するなら、この移籍に費やした金額は非常に有効だと述べた。

ユナイテッドがマウントを獲得

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イングランド代表のメイソン・マウントが、マンチェスター・ユナイテッドの今夏最初の加入選手に

「おそらく、ゴールだけではなく、オフ・ザ・ボールでの働きも評価されてこの契約に至ったのだろう」とESPNのジャーナリストは語った。

「おそらくチェルシーでの彼のプレッシングや中盤での働きぶりが評価されたのだろう」。

「攻撃面について言えば、昨シーズンは彼のベストと呼べる出来ではなかった。怪我もあったし、調子を落としていた時期もあった。もっとも、昨シーズンはチェルシーの選手は誰もが苦戦していたようだったけれどね。でもその前のシーズンは、プレミアリーグで11ゴール、10アシストを記録した」。

「これは中盤の真ん中でプレーする選手としては素晴らしい数字だ。もし彼がこの5年契約の間にそれを再現することができれば、実に掘り出し物の選手だったといえるだろう」。

『アスレチック』誌のアンカ記者は、中盤でさまざまな役割をこなせるマウントの万能さと、プレッシング能力を挙げた。

「テン・ハフが印象的だと感じたのは、彼のオフ・ザ・ボールでの動きだと思う」。

「彼はまるでプロのお邪魔虫だよ。相手の守備的MFがボールを受けるのを阻止するのが抜群にうまいんだ」。

「ガレス・サウスゲイトが彼を気に入った理由もそこにある。トーマス・トゥヘルも彼を気に入っていた。強力なカウンターアタックや、相手が後方からビルドアップするのを阻止するようなプレーがしたいとき、ボールを奪いに飛び出してくれるミッドフィルダーがメイソン・マウントだ。彼はひたすら走って走って走りまくる」。

「今シーズンのユナイテッドにとっても、そうしたプレーはものすごく重要だ」。

マウントがユナイテッドにもたらす新たな高み

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エリック・テン・ハフにとって今夏最初の新戦力となったメイソンは、なぜ抜け目のない補強と見られているのか?

マウントの加入で、この夏のレッズの移籍市場がスタートした形だが、振り返ればテン・ハフは、カゼミーロ、クリスティアン・エリクセン、リサンドロ・マルティネスといったキャラクターが加わった2022年の夏も、実に充実した補強をすることができた。

デイヴィッド・メイは、まだ24歳とはいえ、メイソンは彼らと同じ系統の選手だと期待を寄せている。

マウントの背番号発表 動画

マウントの背番号発表

メイソン・マウントが初めてユナイテッドのユニフォームを纏った瞬間

「彼はイングランド代表の選手たちとは一緒にプレーしたことがある。すぐにチームに順応できるだろう。エリック・テン・ハフがどのようなプレーを望んでいるかも熟知しているし、有能なエンジンも持っている」。

「彼はフリーキックやシンプルなゴールも決められるし、これから多くの経験を積み重ねてくれるだろう」。

「彼はクレバーな選手だ。そして彼は契約の最終年を迎えていた。それを思えば、移籍金は大金だったと言えるだろうか?」。

「手に入れたのは、これから5年間、活躍してくれるプレーヤーだ。彼はすでにトップレベルの選手だが、まだ全盛期を迎えてはいない」。

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