ブレントフォード戦ではステップアップが必要
マンチェスター・ユナイテッドは、土曜にアウェイでブレントフォードと対戦するという試練に直面する。ブライトンとのプレミアリーグ開幕戦に敗れた以上、エリック・テン・ハフ監督が率いるチームは、仕切り直しを望んでいる。
ウェストロンドンへの遠征を前に、元ユナイテッドのベン・ソーンリーとウェズ・ブラウンが、スチュワート・ガードナー、ジャーナリストのポール・ハーストとローリー・ウィットウェルとともに、ビーズ戦に臨むユナイテッドについて意見を交わした。
「とても難しい試合になる」とはソーンリーの意見だ。「（ブライアン）ムベウモと（イヴァン）トニーは本当に厄介な存在。彼らは非常にタイプが異なる選手。ムベウモはトリッキーで、素早い。トニーは典型的なゴールスコアラーだが、ボールを受けた時の彼は本当に厄介だ」
「（ブライトン戦の）次だけに、勝たないといけない。その次の月曜には（リヴァプールが）控えている。ただ、次の試合も簡単なものにはならない。タフな試合になる。それに（トーマス・フランク監督が）選手たちの士気を上げてくるのは間違いない」
ブラウンもソーンリーの考えに頷き、ユナイテッドの守備陣にとって、フィジカルが強いトニーの対応が難しいものになると考えている。
「対応しないといけない。サイズも、スピードも、レベルが違う。すぐに理解して、対応しないといけない。でも、ベンが言ったように、（トニーは）厄介。まだまだ力のある選手だし、プレミアリーグで結果を出したいと思っている。これまでも、調子の良い時の彼を見てきた。（タフな相手になるのは）間違いない」
ブラウンは、ユナイテッドとの試合にブレントフォードがモチベーションを上げて来ると見ている。テン・ハフ監督のチームも、アウェイで勝つのがどれだけ大変かを理解しないといけないと主張した。
「チームとしてステップアップしないといけない。団結して、クレバーにやらないといけない。アウェイでの試合で、挽回できるかどうか。もしプレッシングをするにしても、全員でプレスをかけるのか。高い位置でプレーするのか。いずれにしても、ブレントフォードもこの試合をとても楽しみにしていると思う。これまでマン・ユナイテッドと対戦した経験も少ないから、選手たちにとってだけではなくて、相手のファンにとっても大きな試合だ」
ウィットウェルは、特にテン・ハフ監督にとって、土曜の試合でポジティブな結果が必要と話す。
「負けた試合の後だからこそ、勝って仕切り直したいと思う物。特にエリック・テン・ハフにとっては、マンチェスター・ユナイテッドの監督としての序盤で、彼のやり方に関して信頼を得ないといけない。そうすることで、選手たちも『監督のやり方でやれる』と思うようになる」
「シーズンを通して監督の指示通りにプレーするだろうけれど、良いショックが必要。プレシーズンの試合に4-0で勝った時も、みんなが監督を信頼した。でも、実際にシーズンが始まれば、再び信頼を得ないといけない」
「グラハム・ポッターも、試合後の会見で、クリス・ヒュートンの後任監督として歩んだ道について話していた。彼はブライトンのやり方を変えて、選手たちに信頼してもらうために結果を残す必要があった。それで徐々に自信を得て、ピッチ上での理解度が高まる」
ブラウンがマルティネスの適応に太鼓判
記事クラブレジェンドのウェズ・ブラウンは、リサンドロ・マルティネスが試合を重ねるごとに適応していけると見ている。