キーン

トレブルMFが絡んだトップ5モーメント

木曜日 14 3月 2019 09:09

2019年5月26日にオールド・トラッフォードで開催される記念試合にデイヴィッド・ベッカム、ニッキー・バット、ポール・スコールズ、ヤスパー・ブロンクビストが出場することを受けて、クラブ史で最も有名なシーズンで見られたトップ5の瞬間を振り返る。

4選手中3選手が、バイエルン・ミュンヘンと対戦した1999年のチャンピオンズリーグ決勝に先発出場した。スコールズは、ユヴェントスとの準決勝 第2戦でイエローカードを受け、出場停止だった。

しかし、ポールはニューカッスルと対戦した1998-99シーズンのFAカップ決勝で決勝ゴールを決める活躍を見せた。

彼ら4選手がユナイテッド史に残る貢献をしたのは間違いない。同年のベスト5に残る瞬間を、振り返ってみよう。

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アーセナルとの再試合で先制点を決めたベッカム

5位:アーセナル戦での爽快なベッカム弾

トレブルを達成したシーズン前に開催されたワールドカップで退場処分を受け、ベックスへの注目は止まなかった。だが、同年に彼が見せたベストパフォーマンスは、ライアン・ギグスの見事なゴールの前に影を潜め、あまり評価されていない。2冠王者アーセナルとのFAカップ準決勝再試合という厄介な一戦で、ベッカムは最高のスタートをチームに与えた。17分、テディ・シェリンガムとの連携を経て遠目からのシュートを選択。これがデイヴィッド・シーマンが守るゴールの隅に決まったのだ。

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ニューカッスルとのカップ決勝で2冠

4位:スコールズが決めたFAカップ優勝

チャンピオンズリーグ決勝には出場できなかったものの、彼はウェンブリーでのFAカップ決勝でインパクトを残す準備を整えていた。チームはテディ・シェリンガムのゴールで先制すると、後半に左足でゴールを叩き込み、シーズン2つ目のトロフィー獲得を確かなものにした。

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スパーズ戦でベッカムが決めたゴールによりタイトル獲得に近づいた

3位:ベッカムの同点ゴール

1998-99シーズンのプレミアリーグ最終節でユナイテッドがアーセナルからタイトルを奪還するには、トッテナム・ホットスパーに勝たなければならなかった。ところが、レス・ファーディナンドに1点を許して先制されてしまう展開に。前半の進みが早く感じられた中、デイヴィッド・ベッカムの出番がやって来た。ポール・スコールズが倒され、ペナルティエリアの外で獲得したフリーキックを、ベッカムが直接決めて同点に追いつき、後半、アンディ・コールの逆転弾でリーグ優勝を決めた。

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キャプテンキーンがトリノで決めたゴールを見よ

2位:キャプテンゴール

2試合合計スコア3-1で劣勢だったユナイテッドが、1968年以来となるヨーロピアンカップ/チャンピオンズリーグ決勝に勝ち進むには、ちょっとした奇跡が必要だった。だが、サー・アレックス・ファーガソンのチームは気概を持って試合に臨み、前半終了までに形勢をひっくり返した。劇的なカムバックは、ロイ・キーンのゴールからスタート。デイヴィッド・ベッカムのコーナーキックを前半の中盤に決め、一番ゴールが欲しい時間帯に仕事をこなした。ITVのコメンテーター、クライブ・ティルデズリーは、「ロイ・キーンのキャプテンゴールが決まった」と叫んだ。

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アーセナルのDFを崩して決めたギグス

1位:ギグス対アーセナル

2015年のMatch of the Dayが選ぶ過去50年で最も素晴らしいゴールに選出されたギグスの見事なソロゴールは、どの瞬間にも勝ったに違いない。延長戦までもつれた激闘で、ユナイテッドは一人少ない状況だった。トレブル達成に向けたプレッシャーもあった中、最もゴールが必要だった瞬間、ギグシーの一撃によりチームに生命が与えられた。この瞬間こそ、トレブルシーズンで最もクラブに影響を与えたシーンの一つなのは間違いない。

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