ネマニャ「サン・シーロでプレーしてみたかった」
マンチェスター・ユナイテッドのMFネマニャ・マティッチは、世界でもっとも象徴的なスタジアムのひとつであるミラノのサン・シーロでプレーする機会を心待ちにしている。
ユナイテッドは今週木曜、ACミランとヨーロッパリーグ、ラウンド16の第2戦に挑む。
先週の対戦は1-1で引き分けた。つまりは、レッズが準々決勝へ進出するためには、次戦で得点することが不可欠だ。
セリエAの強豪との対戦はタフだと認めつつも、マティッチはチームが第1戦の経験を生かして戦えることを期待している。
「彼らのことは前回よりも把握できている。彼らがどんなプレーをするかもね。十分な警戒が必要だ」とクラブメディアに語ったマティッチ。
「彼らには有能なコーチがいて、良いサッカーをプレーしている。きっと面白い試合になるだろう。僕たちにとってもタフな戦いになることは間違いないが、自信はある。勝利をつかみにいくよ」
マティッチは以前、少年時代はイタリアのサッカーを見て育ったと話していた。世界にその名を馳せるサン・シーロでプレーできる機会を、彼は心待ちにしている。
数年後には解体されることが決まっているだけに、ネマニャにとってはここでプレーする最初で最後の機会になる可能性もある。
「これまでここでサン・シーロでプレーする機会はなかった。だから今回が初めてだ。ものすごく楽しみだよ。誰もが知っている
、象徴的なスタジアムだ。そこで彼らと対戦できるなんてハッピーだ」
次ラウンドに勝ち抜けるためには、ミラノで得点をあげることが必要だ。しかしもともと攻撃マインドが旺盛なユナイテッドには、そのために特別な戦術を講ずる必要はないとマティッチは話した。
「自分たちのゲームをするだけだ。もともと僕たちは守備一辺倒のチームではないからね。いつだって1点でも多くゴールを奪いたい、という気持ちで戦っている。いつもと同じような試合をするだけだ」
「そのための練習を毎日やっている。だから戦いに挑む準備はできている。次の90分間で僕たちが持つ力を発揮するよ」
日曜にはエミレーツFAカップ準々決勝のレスターシティー戦も控えている。レッズにとっては重要な決戦が続く重要な週となるが、ネマニャはすでに気合十分だ。
「そろそろシーズンも終盤に近づいているから、準々決勝や準決勝に挑む時期だ。自分たちのキャラクターやクオリティーを存分に発揮することが求められる。タイトルを勝ち取れるチームであるということを、ここでしっかり証明したい」
水曜の午後、オーレ・グンナー・スールシャール監督と選手の一人が会見に臨み、その後チームはミラノに向けて旅立つ。