ルーニーがエヴァートンに移籍

日曜日 09 7月 2017 13:00

マージーサイドのチームからマンチェスター・ユナイテッドに移籍して13年、ウェイン・ルーニーが古巣エヴァートンに復帰することが決まった。

ジョゼ・モウリーニョ監督は「私が以前からウェインを尊敬していたことは説明するまでもない。彼は、クラブに在籍した間、プロフェッショナルの鑑のような存在だった。そして、今後もクラブ史にその名が残り続ける」と語った。

「偉大な選手が、希望するだけの出場機会を得られない状況を見るのは簡単ではない。彼からエヴァートン復帰を話があったとき、反対はできなかった。彼の経験、集中力、決意を失うのは残念でならない。だが、彼の今後の成功を心から願っている」

モウリーニョ監督はルーニーへのリスペクトを常に示した

エド・ウッドワードのコメントは以下の通り。

「13年前、10代ながら爆発的な力を持ち、並外れた才能の持ち主としてユナイテッドに加入して以降、ウェインはチームのために力を尽くしてくれた」

「デビュー戦となったフェネルバフチェ戦でのハットトリック、シティー戦でのオーバーヘッドキック、何度となく見せてくれた勝負を決めるパフォーマンスを誰が忘れられるというのか? しかしながら、何度となく話し合った末、クラブは、少年時代を過ごしたチームへ復帰したいという彼の希望を叶えることを決めた」

「彼は、クラブ史においての成功期に魔法のような瞬間を生み出した選手だ。ウェインはクラブ史上最も偉大なゴールスコアラーとして、そしてクラブで全メジャータイトルを獲得した選手として退団する。彼が残した記録に匹敵する数字を残す、あるいは並ぶ選手が現れるまでは、数十年かかるだろう。3年前にクラブのキャプテンに任命されて以降、彼が先頭に立ってチームを引っ張ってくれたことに心から感謝している」

「クラブ、そして世界中にいる数百万人のファンを代表し、その素晴らしいキャリアにおいて次の段階を迎えるウェインの今後の成功を、心から願っている」