トッテナム・ホットスパー戦でハットトリックを達成したロナウドは、3月もクラブ月間最優秀賞選手賞を受賞。先月は、ノリッジ・シティーを3-2のスコアで下した一戦で、再びオールド・トラッフォードで3ゴールをマークした。さらに、アーセナルとのアウェイ戦、チェルシーとのホーム戦でもゴールを決め、この数週間は、年齢を感じさせないほど、ロナウドの活躍は顕著だった。

ロナウド以外にもネマニャ・マティッチとダビド・デ・へアが候補に選出されたが、ロナウドは74パーセントの票を獲得して勝者となった。

4月に家族が亡くなり、ユナイテッドファンとフットボール界は深く悲しんだが、たった1試合欠場しただけでピッチに戻った姿は、精神力の強さを証明した。

アンフィールドでの試合は欠場したが、数日後、エミレーツで行われたアーセナルとの試合では、マティッチのクロスから見事な同点ゴールを決めた。

マティッチは、チェルシーディフェンスの上に巧みなチップボールを送り、ロナウドはそれをコントロールしてエドゥアルド・メンディをかわしてパワフルなフィニッシュ。

ハットトリックを達成したノリッジ戦は、ハイプレスからアンソニー・エランガからの折り返しを押し込み1点目をマークすると、2点目はロナウドの典型的なヘディングシュートであり、空中戦の強さを見せつけた。コーナーで高く飛び上がり、ティム・クルールをかわしてボールを直接決めた。

昨年8月末にユヴェントスから復帰した7番は、加入後2ヶ月続けてクラブ月間最優秀賞を受賞。今シーズン2度目の連続受賞となった。

また、4月はクラブレジェンドにとって記録達成の月でもあった。アーセナルでの得点はプレミアリーグでの100得点目であり、過去20年間でヨーロッパ5大リーグのうち2つのリーグで100得点をあげた4人のうちの一人である（ラ・リーガでも達成）。

ユナイテッドの赤いシャツを着た2人のストライカーが、このエリートカルテットを構成している。ズラタン・イブラヒモビッチ（リーグ1、セリエA）、エディンソン・カバーニ（リーグ1、セリエA）だ。最後の1人はゴンサロ・イグアイン（ラ・リーガ、セリエA）である。

マティッチはロナウドの得点に貢献したことでサポーターから5％の票を獲得し、デ・へアはホームでもアウェイでも何度かGKの勇姿を見せたことで21％という大きな票を集めた。

クリスティアーノ、今シーズン4度目の月間最優秀選手賞受賞おめでとう！