22-23シーズン誰よりも走ったブルーノ
マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスといえば、マエストロやリーダーといった言葉が頭に浮かぶ。
もう一つの言葉は、持久力かもしれない。
フェルナンデスはただただ走ることを止めず、2020年1月の入団以来、歴代監督から信頼されてきた。
2022-23シーズン、エリック・テン・ハフ監督のもと、ブルーノは欧州トップ5リーグで最多の合計59試合に出場した。
それだけに、ユナイテッドのプレミアリーグにおけるトップ走行距離を記録したのは驚くことではない。
2022-23シーズン、フェルナンデスはプレミアリーグで402.5kmという驚くべき距離を走破した。
これは、クラブ2位のマーカス・ラッシュフォードが記録した307.2kmを100km近く上回っている。
もちろん、リーグ戦の出場回数は最終的な集計に影響するが、ブルーノは1試合で走った距離の長さでもユナイテッドのトップに立っている。
昨年10月にオールド・トラッフォードでトッテナムを2-0で破ったとき、ブルーノは得点に絡むと同時に、試合中に12.26kmという驚異的な距離を走破した。
こうしたパフォーマンスと持久力により、彼は2022-23シーズンのプレミアリーグにおける総走行距離部門で6位の数字を残した。
フェルナンデスを上回るのは、レスターのティモシー・カスターニュ、エヴァートンのアレックス・イウォビ、ウェストハムのデクラン・ライス、ブライトンのパスカル・グロス、サウサンプトンのジェームズ・ウォード・プラウズで、ウォード・プラウズはチームが降格したものの、シーズンを通じて433.4kmを記録した。
ブルーノが記録した数字は、彼のプレースタイルと毎週見せたコミットメントを物語っている。
また、今シーズンのユナイテッドでは、ラッシュフォード(650)に次いで2番目に多いスプリント回数(589)を記録している。
この統計が示すように、ブルーノは単に動き回るだけでなく、高いインテンシティとともに実行していたことがわかる。
フェルナンデスの卓越した持久力、そしてリーグ戦での8ゴール8アシストは、昨シーズンの3位フィニッシュに大きく貢献。2023-24シーズンはさらなる飛躍が期待されている。