コンゴ共和国のブニアで生まれ、ロッチデールで育ったトゥアンゼベは、8歳からクラブアカデミーに所属。それからはトップ選手への道を突き進んでいる。
トゥアンゼベは、筋骨隆々な体躯を誇りながら、ポゼッション時も難なくプレーできる選手だ。2014-15シーズンはU-21で3試合に出場する成長を見せ、2015年のジミー・マーフィー年間最優秀若手選手賞に輝いた。
高いレべルでのプレーに順応し、レギュラーの座を獲得。2014年10月31日に行われたクリスタル・パレスとのファーストチーム戦(0-0)にも、弱冠17歳で交代出場を果たしたほどの逸材だ。その後はケガに苦しんだものの、復帰後はU-21のタイトル獲得に貢献している。
2016年7月に行われたウィガン・アスレティックとのプレシーズン戦前からファーストチームの練習に参加し、ジョゼ・モウリーニョ監督により同試合で出場機会を与えられた。試合後には、監督もその才能を高く評価した。
リザーブでキャプテンを務めたトゥアンゼベは、再びリーダーシップを発揮。その結果、2016-17シーズンのデンジル・ハロウン・リザーブチーム年間最優秀選手賞を受賞している。
ハル・シティーとのEFLカップ準決勝では遠征メンバーに加えられると、2017年1月に行われたウィガンとのFAカップ戦でファーストチームデビュー。その年の5月には、アーセナル戦でプレミアリーグデビューを飾った。
才能あるDFは、デビュー後に2020年までの新契約にサイン(1年の契約延長オプション付き)。2017-18シーズンはアストン・ヴィラに期限付きしたが、ケガの影響でわずか数試合の出場に終わった。