クリスチアーノ
ロナウド
- 出場回数346
- 総ゴール145
クリスチアーノ・ロナウドには、もはや賛辞の言葉が見つからない。2003年にスポルティングから移籍した当時はまだ無名だったロナウドも、今や、世界を代表する選手の1人に成長した。
2003年夏、スポルティングとのプレシーズンマッチが終わったあと、サー・アレックス・ファーガソン監督は、マンチェスターへと戻る機内で、選手たちからロナウド獲得を懇願されたという逸話があるが、実際のところ、すでにファーガソン監督は18歳の若者の能力には以前から注目しており、急遽、1224万ポンドという移籍金で獲得したのは、ヨーロッパの他のトップクラブも興味を示し始めていたからだった。 ロナウドは2003年8月、オールド・トラッフォードでのボルトン戦でデビューを果たし、30分間の出場で見事なスキルを披露。FAカップ決勝のミルウォール戦では先制ゴールを決めるなど、1年目は39試合に出場して8ゴールを挙げ、サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を受賞した。 2年目は大きなインパクトを残せなかったものの、終盤には調子を上げ、合計50試合に出場して9ゴールを記録した。翌2005-06シーズンも、まだまだ成長段階の選手であることを露呈したが、2006年のワールドカップで試練を受けることになる。 イングランドとの準々決勝で、ロナウドはウェイン・ルーニーの反則行為をアピール。結果として、ルーニーが退場となり、イングランドもPK戦で敗退してしまったため、ロナウドはスケープゴートにされてしまったのだ。彼はもうマンチェスターに戻って来ないのではないかと言われたが、ファーガソン監督が説得に成功。実は同様の苦難は、エリック・カントナやデイヴィッド・ベッカムにも訪れたことがあったが、ロナウドも一流選手らしく、復活を遂げて見せたのである。 2006-07シーズンのプレミアリーグ制覇は、紛れもなくチームの総合力によるものではあったが、1人の選手の傑出したプレーが印象に残ることがある。たとえばフルアム相手に5-1と大 勝した試合でロナウドは、不仲説がささやかれていたルーニーと見事なコンビネーションを見せた。目の眩むような素晴らしいテクニックに加え、コンスタントにアシストやゴールを重ねたロナウドは、クリスマスの頃には5試合で7ゴールと大暴れ。さらに2月のフルアム戦では土壇場での決勝ゴールをマークした。 こうした活躍により、欧州のビッグクラブが彼の獲得に興味を示したが、ロナウドはユナイテッドとの契約を2012年まで延長。2006-07シーズンは結局、14もの個人賞を獲得したのだった。 2007-08シーズンに入ってもロナウドの快進撃は止まらず、ニューカッスル戦ではユナイテ勝した試合でロナウドは、不仲説がささやかれていたルーニーと見事なコンビネーションを見せた。目の眩むような素晴らしいテクニックに加え、コンスタントにアシストやゴールを重ねたロナウドは、クリスマスの頃には5試合で7ゴールと大暴れ。さらに2月のフルアム戦では土壇場での決勝ゴールをマークした。 こうした活躍により、欧州のビッグクラブが彼の獲得に興味を示したが、ロナウドはユナイテッドとの契約を2012年まで延長。2006-07シーズンは結局、14もの個人賞を獲得したのだった。 2007-08シーズンに入ってもロナウドの快進撃は止まらず、ニューカッスル戦ではユナイテッドへの移籍後初となるハットトリックをマークするなど、全公式戦で42ゴールをマークし、チームのプレミアリーグ2連覇とチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献した。
Forward
Portuguese
1985年2月5日
2003年8月12日
2003年8月16日
vボルトン(H)
2022年11月22日