ワールドカップ終了後、国内リーグが再開してまだ間がないため、今回は11月と12月の両月に行われた4試合のパフォーマンスが対象となる。

ユナイテッドは、11月初旬に行われたアストン・ヴィラ戦に敗れたが、ブレイク前の最後の試合では、アレハンドロ・ガルナチョのゴールにより、フルアムに2-1の劇的な勝利を収めた。

そして12月下旬にプレミアリーグが再開した後は、ノッティンガム・フォレストを3-0、ウルヴズを1-0で下して4位に浮上するという最高の形で2022年を締めくくった。

フォレストとウルヴズの両試合で得点を挙げ、フォレスト戦ではアントニー・マルシャルのゴールもアシストと、ポジティブなパフォーマンスを継続しているラッシュフォードは、2022年9月の受賞に続き、2022-23シーズン2度目のプレミアリーグ月間最優秀選手賞にノミネートされた。

また、マーカスは12月のユナイテッドの月間MVPとのダブル受賞の可能性もある。

今夏レアル・マドリードから入団したカゼミーロにとっては、今回が初のプレミアリーグ月間MVPへのノミネートとなる。

カゼミーロは、2023年の初戦、ボーンマス戦でさっそくネットを揺らしたが、この賞の選考対象の期間中では、彼が絡んだゴールは、フォレスト戦でフレッジのゴールをお膳立てした1度のみだった。

しかし、30歳のブラジル代表MFは、レッズの中盤で絶大な存在感を発揮。オールド・トラッフォードでのここ最近のクリーンシート達成においても重要な役割を担っている。

カゼミーロとマーカスがこの賞を競うのは、現在首位のアーセナルからブカヨ・サカとマルティン・ウーデゴール、8月に同賞を受賞したマンチェスター・シティーのアーリング・ハーランドとニューカッスルのキーラン・トリッピアー、そして好調のフルアムとブレントフォードでの活躍が際立つジョアン・パリーニャとベン・ミーの6人だ。

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