療養中のエリクセンがチームを祝福
クリスティアン・エリクセンは日曜、カラバオカップ優勝をチームメイトたちと祝った。しかし彼は、シーズンが終わる前にさらに多くのトロフィー獲得のチャンスがあることを望んでいる。
この夏、レッズの一員となったMFは、FAカップのレディング戦で負傷するまでの間、入団初年度にして絶大な影響力を発揮していた。
痛めた足首には手術が必要となったが、現在は回復に向かっていて、エリック・テン・ハフ監督も2022-23シーズンが終了する前には復帰できるだろうと示唆している。
水曜にはFAカップ準々決勝進出をかけてウェストハム・ユナイテッドと対戦、そしてヨーロッパリーグではレアル・ベティス戦が控えているが、エリクセンは、今シーズン、チームがさらなる栄光を手にするために、まだ自分にやれることはあると確信している。
「調子はいいよ。松葉杖の生活は退屈だけど、今は松葉杖は卒業して、ギプスだけになったんだ」ウェンブリーのピッチサイドでMUTVのマイクに語ってくれたエリクセン。
「来週にはギプスもとれて、ようやく歩けるようになる。順調だよ」。
今シーズン、自身が決勝戦でプレーできることを望んでいるかと尋ねると、彼はこう答えた。「もちろんだ。チャンスは4回あったけど、今は3回になった。1回は優勝したからね。でも、次の決勝までの間にはまだたくさんの試合がある。チームに戻って自分のポジションを取り戻すのは僕にとって大変なことだ。でも、チームみんなが素晴らしいパフォーマンスで勝利を手にした姿を見るのは、とてもうれしいよ」。
エリクセンは、フットボールを観戦する側はそれほど得意ではないとのことだが、ユナイテッドが2-0で勝利を収めたこの試合では、仲間を応援できたことを喜んでいる。
「スタンドにいるときは、ピッチにいるときとは違う感覚がする。楽しいけれど、選手としてピッチに立ってプレーする方がずっといい。スタンドで見ている方が実際にプレーしているよりも緊張するけど、なんとか冷静さを保ったよ。でも、みんなのハッピーな姿を見られたのはよかった。みんなにとってこれは偉大な勝利だし、勝ってくれてうれしいよ」。
クリスティアンは、就任早々チームを成功に導いたエリック・テン・ハフ監督にも賛辞を贈った。
「トロフィーを獲得できる監督を得てうれしくない選手はそうそういないよ。僕たちはトロフィーを勝ち取ることを望んでいて、彼はそのための基盤を築いてくれている。ピッチの上でプレーするのは選手たちだけれど、彼が構想を立てて、そのためのメンバーを選んでいる。決勝に到達することがすでに大きな成果であるけれど、そこで勝って優勝するのはさらに素晴らしいことだ。彼には心から祝福を贈りたい」。