ディオゴ

ダロトが契約延長を決めた3つの理由

木曜日 01 6月 2023 18:08

ディオゴ・ダロトは、マンチェスター・ユナイテッドと新たに5年の契約にサインすることを決めた3つの重要な理由を明かした。

これまでエリック・テン・ハフ監督のもと、2022-23シーズンには42試合に出場しているダロトは、今週水曜、キャリントンで新契約にサインした。

ダロトの契約は、1年の延長オプション付きの2028年までだ。カラバオカップに優勝し、今シーズンはトップ4入りと、明るい未来が期待できるレッズとの契約を更新することは、簡単な決断だったとダロトは語る。

それだけでなく、まだティーンエイジャーだった2018年にFCポルトから移籍して以来のサポーターからの応援も、大きな決め手となっている。

ダロト「自分の価値を示し続けたい」 動画

ダロト「自分の価値を示し続けたい」

ディオゴ・ダロトが、新契約やエリック・テン・ハフとの関係性、苦難から学ぶことについて語る...。

「(決断した)理由のひとつは、明らかにこれからの展望があること。すべてのコンペティションで戦いたいと思ったからだ」。

「それに、僕がこのクラブに来た一日目から、ファンからの情熱が伝わってきたことも大きい」。

「彼らからの愛情は、これから先もこのクラブの一員でありたいという気持ちにさせてくれる。それから、契約延長に臨むということは、自分にここにいる価値があり、このバッジのためにプレーする価値があるということを、このクラブに示し続ける責任があるということでもある」。

「それを続けていけるのは、本当に幸せなことだよ」。

 

ディオゴとテン・ハフの関係も大きなファクターのひとつだ。ユナイテッドは今シーズン、オランダ人指揮官の下、国内の両カップ獲得という偉業に挑んでいる。

「彼がこのクラブに来た当初から、僕たちの関係は良好だった」とダロトは振り返る。

「何度も言っていることだけれど、彼のフットボールに対する考え方や、選手たちに要求することが好きなんだ。僕自身、同感できる部分がとても多いからね」。

「それもあって、今シーズンは多くの試合に出場する機会を得て、彼にもクラブにも、自分がこのクラブにとって重要な存在であることを示すことができた。そしてそれこそが、僕がこれからもやり続けていきたいことなんだ」。

ダロトが2028年まで契約を延長

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この契約をまっとうすれば、ディオゴはユナイテッドの選手として10年を過ごすことになる。メディアやファン、チームメイトからの要求や評価が厳しいこのクラブにおいて、それは稀なことだ。

「このクラブに居続けるには、そして出場機会を得るには、まずはコンスタントであることは欠かせないし、毎日ベストを尽くさなければならない」と彼は言う。

「そうでなければ、ポルトガルでよく言うように、すべてに飲み込まれてしまう。プレッシャーやメディア、それから自分と同じように戦っているチームメイトにさえもね」。 

「常にステップアップすることが必要だ。プレーのあらゆる面で成長しないといけないんだ。そうしてあらためて振り返ってみると、僕は自分がこれまで成し遂げてきたことを誇りに思える」。

「困難にぶち当たることもあるけれど、そのおかげで今の僕は、このポジションで戦い、このクラブで多くの試合に出場できるだけの、精神的、そして肉体的な強さを手に入れることができたんだ」。

ダロトがプレミアリーグを好む理由

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ディオゴ・ダロトは、ある理由からイングランドのトップリーグが世界最強と考えている。

ユナイテッドは、これまでも優秀なサイドバックを擁していた歴史を持つ。ガリー・ネヴィル、デニス・アーウィン、パトリス・エヴラといった誰もがその名を知る名選手たちだ。

いずれユナイテッドを去ることになったとき、彼らの一人として数えられることをダロトも望んでいる。

「それは僕の目標のひとつだ」。

「このクラブに来たとき、僕は彼らを尊敬して育った。僕自身も、このクラブでプレーし、このバッジのためにすべてを捧げたグッドプレーヤーとして記憶されたいと願っているよ」。

「僕はそのために戦う。そしていつか去るときには、みんなが僕を覚えていてくれるように・・・」。

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