ユナイテッド

デ・ヘア「GKとしてはまだ若い」

火曜日 14 12月 2021 14:49

マンチェスター・ユナイテッドのゴールキーパー、ダビド・デ・へアは、31歳になった今でもまだまだ現役でいられると確信している。

若くしてアトレティコ・マドリーで頭角を現したデ・ヘアは、10年前、サー・アレックス・ファーガソンの時代にユナイテッドに加入した。デ・へアよりクラブでの出場試合数の多いゴールキーパーはアレックス・ステップニーのみになった。

11月のクラブ月間最優秀選手賞に続き、土曜日のノリッジ・シティー戦(1-0)ではマン・オブ・ザ・マッチを受賞するなど、今シーズンのデ・へアはかつてないほど調子の良さを実感している。

クラブメディアとのインタビューでは、10年前に加入してからの時間の経過について語っている。

「長い時間が経ったけれど、願わくばまだまだプレーできれば良いと思っているし、もっと多くのトロフィーを獲得したい。もっと沢山の良い経験もしたい。何と言ったらいいのかな? このクラブのためにやってきたこと、そしてこのバッジのためにプレーしたことを心から誇りに思っているんだ。最高の気分さ」

「自分のキャリアの中でも今が最高の状態だと思う。とても状態が良いんだ。何年もプレーしているので、歳を取ったと思う人もいるかもしれないけれど、ゴールキーパーとしてはまだまだ若いよ。日々学び、トレーニングでは100%の力を出し尽くしている。今後何年も、もっと多くの試合に出場したいね」

ダビドは、通算出場試合数でレジェンドキャプテンであるブライアン・ロブソンを抜く偉業を成し遂げた。ユナイテッドで462試合以上に出場した選手は16人しかおらず、ダビドの次なる目標はマイケル・キャリック超えだ。

「もちろん、彼(ロブソン)はこのクラブの偉大なレジェンド。つまり、僕も長くここにいて、たくさんの試合に出ているということ」と、デ・ヘアは言う。

「だから、自分のやったことを誇りに思うべきだよ。このクラブで長くプレーするのは簡単じゃない。もっとプレーしたい。もっと試合に出て、もっと楽しんで、試合に勝って、このクラブが再びトップに立つようにしたいんだ」

CL次ラウンドの対戦相手が決定

 記事

ユナイテッドはラウンド16でアトレティコ・マドリーと対戦する。

今季開幕から印象深いのは、チームにとって良くない結果を残した後でもダビドが積極的にメディアの取材に応じていることで、ベテランの証と言えるかもしれない。

「良い時も悪い時も経験してきた。良い時も悪い時も、表に出ないといけない。長く在籍しているからね。クラブでもベテランの一人だから」

「悪い時でも、自分たちがここにいること、一丸となって向き合っていること、チームであることを示すために話さないといけない。若い選手やクラブのスタッフの力になって、チームをより強くするために努力している」

チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選がやり直しとなり、ユナイテッドは2022年にデ・へアの古巣アトレティコ・マドリーとの対戦が決まっている。

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