ベルバトフ「ロナウドはリスペクトに値する」

二人は、ポルトガル代表FWが前回マンチェスター・ユナイテッドに在籍していた際にチームメイトとして共闘している。ロナウドがレアル・マドリーに移籍する前の、最後のシーズン（2008-09）だ。そしてオールド・トラッフォードに舞い戻った背番号7番は、37歳にしてなお、世界最高の選手の一人であることを見せつけている。

しかし、ロナウドのプロ意識や飽くなき闘争心を知るベルバトフにとって、それは驚きではなかった。3-0で勝利を収めたブレントフォード戦でもゴールを決めたロナウドは、シーズンを最高の形で終えようとしている。

5月21日に行われるリヴァプールとのレジェンド・オブ・ザ・ノース戦のためにシアター・オブ・ドリームスに凱旋するベルバトフは、ロナウドが今シーズン達成したことは賞賛に値すると感じている。

「正直なところ、驚いてはいないよ」と独占チャットで話してくれたベルバトフ。「彼と1年間一緒にプレーできたのは喜び以外のなにものでもない。短い期間だったけれど、彼がユナイテッドにいたとき、どのように準備をしていたかを間近で見ていた。その後も彼のキャリアをフォローしていたから、今のようにプレーしている姿を見てもまったく驚きはない」。

「今のような体調管理を続けていけば、あと3、4年は間違いなくプレーできるだろう。時間は待ってはくれないし、時とともに自分の資質が低下していくのは免れない。しかしだからこそ、それに賢く対応して、プレーの仕方を調整する必要がある」。

「そうすることで高いレベルを保つことができるし、ロナウドがまさにその一例だ。37歳で18ゴール、しかも世界最高のリーグでだ。もう敬意を表するしかないよ！」

土曜日17:30キックオフ（日本時間 日曜1:30）のブライトン＆ホーヴ・アルビオンとのプレミアリーグ最終節で、ロナウドは、ここまでの全コンペティション合わせて24得点という数字にさらに上積みする可能性もある。